3月、義父の一周忌で帰省した。
そのとき、久しぶりにお会いした妻の次姉との雑談で、本の話をした。
そう頻繁に会う人ではないが、前にあったときは宮部みゆきを読んでいた。本はよく読まれるという。
なかなか日常で本を読むという人は知らないし、そういう話で盛り上がることもない。だから、ナチュラルに本の話ができる人というのは、身の回りでは貴重かもしれないな。そんなに身の回りでもないんだけど。
なんて聞いたのだったか。
今まで読んで一番面白い本、といったか、まぁそれに近い形で好きな本ってなんですか?と聞いたのだと思う。
そのとき出てきたのが、
「マチネの終わりに」
だった。
「平野啓一郎ですか」
「そう」
「平野啓一郎の小説って、読んだことないんですよ。エッセイとか評論は何冊か読んで面白かったんですけどね」
義姉は平野啓一郎が好きなようで、ほかにもあれこれ読んだという話をしていた。
Amazonでみたら、ポイント還元セールをやっていたので、何冊か買ってみた。
で、本書。
著名なクラシック・ギタリストと有名な映画監督を父に持つ女性ジャーナリストの出会い。
最初、昼ドラ路線か?と思いかけたけど、読み進めていくとそんなこってりした感じはなく、楽しく読み進められている。
まだ、わりと初めの方なんだけどね。
出会ったギタリストとジャーナリスト。
ひかれあうものはあるんだけど、ジャーナリストには婚約者がいて、さらには彼女はイランに仕事で入って行方不明になるという展開。
今、女性の側の視点にかわったんだけど、そうしたら彼女の方もギタリストに惹かれている描写があり、まぁそういう話だよねと進んでいく。
福山雅治と石田ゆりこで映画化されたんだっけ。
最近、こういう系統の本は読んでいなかったこともあるのか、なかなか新鮮で楽しめる。
読み進めていこう。
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