北海道の砂川市というところにヒグマが出た。
市街地なので砂川市がハンターに駆除をお願いし、
ハンターは砂川市職員と警察官(ショカツってやつね)の立ち合いのもと駆除した。
すると北海道の公安委員会が文句をつけた。
「近くにいた市の職員とショカツ警察官に弾が当たる危険があった」
で、ハンターの猟銃所持許可取り消し。
ハンターはこれを不当として裁判を起こした。
第一審は「猟銃所持許可取り消しはおかしい」としてハンター勝訴。
検察が控訴(なんでだよ…)して第二審は「取り消しが当たり前」とハンター敗訴。
最高裁で第二審判決取り消しで一審の判決で決まり。
ハンターは猟銃を取り返せましたとさ、めでたしめでたし。
事件の経過は上記のようなものなんだが、
そもそも北海道公安委員会の文句つけがおかしいよね。
砂川市がお願いして市の職員とショカツ警察官立ち合いしているのに、
なんで「市職員と警察官に危険」なんだ?
危険なら市職員と警察官は遠いところまで自分で退避すべきじゃん。
「退避しろ」って言わないハンターがおかしいとか?
その場にいなかった公安員会がいったい何を根拠に「危険」と判断したのか?
その後の裁判では話が変わっている。
「近くの建物」に当たる危険性があったかなかったか、が争われていて
第一審は「なかった」、第二審は「あった」とされた。
最高裁で第二審判決が取り消されたが、なんで銃弾が当たる危険が
「人」から「建物」に変わってるんだ??
そもそもの話として、じゃあ砂川市の市街地にヒグマが出たとき、
ハンターが「この場所ではみなさんや建物に銃弾が当たる可能性があります」から
駆除はできない、って断ったとしたら、
そのヒグマ、通りすがりのばあさんを襲ったり、
近くの建物に侵入したりする可能性があったんじゃないの?
そっちのほうが大変な話なんじゃないのかね?
ハンターに猟銃が返されたのはまあいいんだけど、
なんかいろんなところにもやもやが残る。
追記;
もう7年前の事件で忘れかけてたんだが、確かこの現場にはもうひとりハンターがいた。
調べてみたら、文春オンラインに「A氏」という名前で出ていた。
発砲したのは今回の話題になってるハンター。
ヒグマを撃ったあと、このA氏も含めてヒグマの死を確認している。
このA氏、ヒグマを駆除した8月21日は何も言っていなかったのだが
10月4日になって「ヒグマを撃った弾の跳弾で自分の銃が壊れた」と警察に届けた。
発砲が危険なものだった、十分に安全でない違法な発砲だ、との主張。
北海道警はこの訴えを取り上げなかったが、公安委員会が問題視した。
で、猟銃所持許可取り消しに至ったわけ。
A氏、もしかして公安委員会に「仲良し」さんでもいたのかしら?
自分の銃が壊れたのを理由に仲間の猟銃を取り上げて
ハンター生命をなきものにしようとしたのか?
何か個人的な恨みでもあったのか?
ヒグマ含めクマ被害が近年激増している状況で、クマ駆除ハンターは大事な存在。
ハンターにとってもクマ駆除は大変な仕事、自分の命も危険だが
地域住民の安全な生活のためにがんばって駆除に協力している。
そういう「公の安全を考えた仕事」を「個人的な恨み」で妨害するって、
犯罪的行為じゃなかろうか?
個人的な恨みから出た訴えを取り上げて、ベテランハンターの猟銃許可を取り消し、
この7年で駆除できたかもしれないヒグマを野放しにした公安委員会は、
国民いや北海道民の生活をまるで考えていないのではないか?
そんな公安委員会は不要であろう
追記2;
ハンターは「狩猟免許」と「猟銃所持許可」の二つの資格が必要。
狩猟免許は自治体の長の権限で、この場合は北海道知事。
狩猟免許は取り消されていない。
ただ、狩猟免許だけあっても猟銃所持が許可されていなければクマ駆除はできない。
この「猟銃所持許可」が公安委員会の管轄。
■ヒグマハンターが逆転勝訴=北海道の取り消し処分は違法―猟銃許可巡り初判断・最高裁
(時事通信社 - 03月27日 15:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=8724431
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