先日、年に一度のしめくくりのカイシャ・イベントにてシャチョウとしてのスピーチをした。
それが仕事だからね。
ああいうスピーチは、基本、誰も聞いていない前提で、長くなったら参加者の苦痛を長引かせるだけだ。
だからといって、軽かったりふざけたりするのはご法度。
不思議なもので、誰も聞いていないはずなのに、期待からはずれたときは、むしろそのことに反応されるものなのだ。
以前は結婚式のスピーチもよくしたものだけど、それと似たような感はある。
聞いてもらうことを期待しないで、でも心をこめてなにをしゃべるか考え、紙とか読まずに、適度なライブ感をもたせて時間内におさめる、というのが、まぁ仕事だからね。
イベントが終わって、一週間ほど。
今まであまり話したことのない方から声をかけられた。
「スピーチ、すごくよかったです。癒されました」
癒すような話でもないと思うんだけど、「あはは」と思わず笑いつつ、
「ありがとうございます」
言ってもらえたことに、心から感謝して頭をさげた。
何人か、そうやって声をかけてくれた方がいたんだよね。
そういうことがあるから、手を抜かずに、心をこめようという力が出ようというもの。
言葉は大切だね。
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