mixiユーザー(id:68635113)

2026年02月05日22:58

21 view

2023年02月04日の記録

 今日は怖い夢を見た。地球に終末が来る直前の夢だ。
 超巨大な時計塔のようなものが串団子の串のように地球を貫いて存在している。その時計は終末までのカウントダウンを刻む、いわゆる終末時計だ。
 この時計のカウントが終わると地球と同じぐらいの大きさのメテオが地球に落ちて、終末を迎えてしまう。
 それだけ聞くとFFみたいな感じだが、舞台は現実でファンタジーの世界ではなく、どちらかというと雰囲気的には映画の「ムーンフォール」のような感じだ。YouTubeの広告で見かけただけで見たこと無いけど。ゲームで例えると「ムジュラの仮面」のような感じだろうか。
 ……そんな感じだ。夢だからあんまり覚えていないのと、結構短い夢だったのでこんなもんだった。唯一覚えていることといえば、私は終末時計台の時計の部分にいて焦っていたことくらいだ。

 実際この世界……というかこの地球、この現実に終末が訪れると世界はどうなるのだろうか。
一つ確実にわかるのは世界規模でパニックになって、中にはそのパニックに乗じて「どうせ世界が滅ぶなら最後に好き勝手やって暴れようぜ」という悪人が出現するだろうということだ。いや悪人かどうかはわからない。少なくとも悪いことをした時点で悪人にはなるのだが、終末さえ訪れなければ善人だったような人間が狂ってそういうことをしてしまうかもしれない。

 人間は……というと主語が大きいだろうか、少なくとも私は終末というものをとても恐れている。
じゃあなぜ恐れてしまうのだろうか? きっと死ぬのが怖いからではない。もちろん死ぬのも怖いが、終末は全てに平等に訪れるのだ。おそらくそんな強大なものを目の前にしてしまったら、たった一つの私という個が失われることぐらいどうでもよくなるだろう。

じゃあ何を恐れているのかというと、全てが無となってしまうからだ。人の歩んできた歴史、生物が歩んできた歴史、地球が歩んできた歴史、それら途方もない全てがあっけなく滅びを迎える。何者をも“私達”の存在を認知してもらえなくなる。存在を証明するものがいなくなる。そのことが“個”としてではなく、地球に存在する……そして存在していた全てのモノ、“集”として受け入れがたく嘆かわしい。
 それは人類だけにとどまらず、過去・現在全てにおいて地球上に“確かに存在していたモノ”らの集合的無意識に刻まれた慟哭だ。
 
 この終末感というか、終末に対する解釈としてはFF14で滅ぶゆく星々の絶望に共鳴してしまった“終焉を謳うもの“が語る言葉がまさにそれだと思う。


何故、お前たちばかり、のうのうと生きている?
私たちは苦しんで絶えたのに……!
私たちが、こんなにも打ちひしがれているのに……

私達ばかり、惨めにはさせない……

 悲しかった、苦しかった、惨めだった、憎かった……
 必死に生きて、でも駄目だった……

 一緒に終わることだけが、「みんな等しく幸せになれる方法」だったんだ……!


 これが、終末を迎えて“生きていたかった”、“自分たちの存在していた証を残したかった”モノの想いだと思う。まぁこれも創作の話なので結局想像や妄想でしかないわけだが、飽くまで私の解釈としてはこうだと思うのだ。
 終末ほどの大きなスケールではなくとも、“自分の生きていた証を残したくて“何かをする人の物語もよく見かけるものだろう。ぱっと思い浮かんだのはSAOのユウキだ。このキャラも確か余命宣告を受けていて、MMOの中で活躍して自分が存在していた記録を残したかったという感じだったはずだ。あるいは現実の犯罪者や自殺してしまった人の心理も、ただどんな形であれ”人々の記憶に残りたい“という想いから来るものかもしれない。
 
 結局人間というのは、言葉では言い表せないほど大きな宇宙の中の、点と表現するにはあまりにもずっと小さい地球、その表面にくっついた更に小さな蠢く一粒でしかない。
 自分が死んでも何があるわけでもない、人類が滅んだところでそれが何に影響を与えるわけでもない。そもそも“何かが存在していること”自体がとてつもなく無意味だ。どうせ最後には消えてなくなるのなら、最初から存在する意味なんて無い。だというのに“存在”は、無くなることを、無を恐れる。 
 だいぶ哲学になってしまったが、結局これは永遠に答えのでない命題だろう。
 “私たち”はなぜ存在しているのか、なぜ無を恐れるのか……ヒトという小さなスケールの中でさえ、誰もが自分の存在する意味を見つけられずに生涯を終える。そもそも意味なんて初めから無いのかもしれないのだから。なら“個”に出来ることは、己の存在意義を見い出し、それに無理やり納得して生きていくことだけだ。例えそれが慰めでしか無いとしても。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2026年02月>
日 月 火 水 木 金 土
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728

最近の日記

もっと見る