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2025年12月08日21:47

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無理にでも動かす

 このところ仕事が立て込んでいたうえに、週末は今朝書いた通りあれこれ忙しく、昨日、shu-2の野球から帰った後は、何もする気にならなかった。

 その夜になりかかった、夕方。

 自分の部屋に入り、ぼーっとパソコンでXとか、コラムとか眺めていたのだと思う。何をやっていたのかすら覚えてないくらいだから、その程度のことだ。

 そこに二子shu-3が来た。

「パパ、アイロンしないの?」

 通常、翌週の仕事用の服であったり、ハンカチであったりは週末にまとめてやっていた。

 ちなみに、妻はやらない。たぶん、自分のはやってるんだろうけど。

 shu-3がアイロンしないの?といったのは、別に俺に家事をしろと言っているわけではない。

 俺がアイロンしながら、いつも映画を観ているので、その横でいっしょに観たいのだ。

 正直、このときはぐったりしすぎて、何もしたくなかった。

 ただ、今週はカイシャのイベントもあるし、休みにアイロンしていなければ、早朝にその日に着るものに慌ててアイロンをかけることになる。

「やらないと、お仕事で着るものがないな」

といいつつ、アイロンをとってきて、アイロンをかけることにした。

 で、何を観ようかとタブレットをとって考える。

 正直、何も観たいものはなかった。

 疲れると、ほんとに感覚も鈍るよなぁ。

 AmazonPrimeの見放題をあれこれ眺め、目に留まったのは

『侍タイムスリッパー』

だった。

 評判がいいと聞いて、観てみたいとは思っていたんだ。

 このとき、別に観たいと思ったわけじゃないんだけど、まぁいいかとアイロンをしながら、観始めた。

 アイロンを温めがてら、ハンカチから始め、シャツやshu-3の給食のエプロンもかけていく。

 その間、なんとなく観ていた『侍タイムスリッパー』

 意外と、面白くて引き込まれたんだよね。

 低予算で作られ、小規模の映画館で上映されていたのが、評判になって全国レベルで観られるようになったとか。

 主役の人をのぞけば、ほとんど知らない役者さんばかり。

 派手な展開も、半分ほど見たところまででは、ない。

 なのに、なんだから引き込まれる。

 結局アイロンが終わっても観続け、半分まで。

 面白いね。

 何が、とはいえないんだけど。

 観る前は疲れてぐったりしていたのに、元気になっていた。

 独身時代、疲れてぐったりした週末にジムに行くと、妙に元気になるなぁと思ったことがある。

 このときは運動ではなくて、映画観ただけなんだけどさ。

 鈍っていた感覚というか、楽しむ気持ちが動くようになった気がした。

 疲れてるからって、ダラダラしているとかえって疲れは増すということか。

 最近たまたまみた岡田斗司夫のYouTubeで、読書について言っていた。

 本を読むことに、どんな意味があるのか、って。

 岡田氏自身は、本を読んだ方がいいという人なんだけど、それを本を読まない人にどう説明するか、という話。

 本好きなら、ただ楽しいから読むだろ、で終わる話なんだけどさ。

 そのときの一つの理屈として、本を読むということは、ジムで運動をするようなものだ、という話があったんだよね。

 負荷はかかるけど、それだけ活発に動けるようになる。

 体だったり、知性だったり、感性だったり、それぞれ同じなんだろうね。

 停滞するよりも、無理にでも動かした方が、より動けるようになる。

 そのための運動であり、本であり、映画や音楽なんだろうな。
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