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2025年12月03日11:39

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Facebook「1 分感動ストーリー」

「1 分感動ストーリー」

赤ちゃん、きみがこの世に生まれて三日目。
でも、きみのママはICUで死神と闘って五日目になります。

看護師さんが、ピンクと白の産着にくるまれたきみを私の腕にそっと渡してくれた時、
きみは目を閉じたまま小さな足をばたつかせ、春先の鈴のように澄んだ声で泣きました。
けれど、まだ知らないよね。
その泣き声をこの世界に響かせるために、ママは自分の命を賭けたことを。

昨日の朝、**東京の大学病院**の主任医師が三度、私と面談しました。
眼鏡を押し上げながら、重い声で言いました。

> 「産後の脳内出血が止まりません。
> 自発呼吸は48時間停止。瞳孔反射消失、脳波もほぼ平坦……
> 医学的には、脳死の診断がほぼ成立しています。
> 維持治療を続ければ、毎日1万円以上かかります。
> ……奇跡は難しいかもしれません。」

私は震える指で「治療中止」という文字をなぞりながら、ママがきみを授かるために乗り越えた日々を思い出していました。
二度の子宮外妊娠手術。
痛む傷が癒える間もなく、排卵誘発の注射。
青アザだらけの腕。
夜中に痛みで泣きながらも、私の手を握って言った言葉——

> 「もう一度、挑戦したい。
> あなたの子を抱かせたいの。」

だから私は医師に言いました。

> 「諦めません。
> あの人は命がけで子どもを産んだんです。
> ここで私が見捨てるわけにはいきません。」

医師は立ち止まり、深くうなずきました。

> 「神経外科と麻酔科を再調整し、
> 最後の脳圧検査をしてみましょう。
> 万に一つの可能性があるなら。」

赤ちゃん、知ってる?
私はいつも慎重で、ゲームでも安全な役しか選ばないような人間でした。
でも今回は、喜んで全てを賭ける。
きみのママのために。

ICUの面会は一日30分だけ。
私は必ず先にきみの所へ行き、
柔らかい手を頬に当てて、温もりを感じる。
——その温度は、ママが命と引き換えにくれたもの。
それが、私の力になっている。

看護師さんが教えてくれました。
手術室へ運ばれる直前、意識が朦朧としながらもママはずっと録音機を握りしめて、「赤ちゃん、泣いてない?」と繰り返していたそうです。

彼女は事前に「きらきら星」を録音していました。
「一ヶ月たったら聴かせてあげたい」そう言って。
その録音機は今、私のポケットにあります。
ICUへ行くたびに、彼女の耳元で流しながら言うのです。

> 「ほら聴こえる?
> 赤ちゃん、今日も元気に動いてるよ。
> ママの歌を待ってる。」

昨日の脳血流検査——
止まりかけていた血管に、ほんの微かな血流が戻っていました。
医師たちは「母の力はすごい」と言いました。
でも私は知っている。
きみの声に、ママは応えているんだ。
きみが泣くたび、モニターの心拍は微かに波打つ。

今、きみは新生児室ですやすや眠ってる。
小さな口は夢の中でも吸う動作。
まるでお腹の中にいた時のまま。
そしてママは冷たいベッドの上、無数の管につながれ、人工呼吸器に命を預けている。

費用は川のように流れ去り、誰もが「現実を見ろ」と私に言う。
でも、私は知ってる。
呼吸器が動く限り、希望は生きている。

三日間まともに眠っていません。
服にはきみの誕生の血が残り、ポケットには録音機と胎毛。
ICUと新生児室の往復。
立ったまま眠ってしまうほど疲れても、明日医師が「覚醒の兆しがあります」と言ってくれるかもしれない——
そう思うだけで、また歩ける。

赤ちゃん、きみが大きくなったら話すよ。
きみのママが命の境界線を越えて、きみを連れてきてくれたこと。
どれほど多くの人が祈り、支え、彼女を待ち続けたのか。

そして——
きみの最初の光は、ママの命の光が灯したものだと。

これからICUへ行きます。
今日また2グラム成長したことを伝える。
小さな手形を、ママの手の甲に重ねてくる。

どうか、この文章を読んでくれた皆さん。
きみのママに力をください。

我が子のために命を捧げたこの母に、
生と死を越える奇跡が訪れますように。
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