mixiユーザー(id:68725005)

2025年10月29日21:28

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読書メモ…教養としてのアニメ

 kindle読み上げ読書にて、

 岡田斗司夫著『大人の教養として知りたい すごすぎる日本のアニメ』を読む。

 最近、岡田斗司夫のYouTubeもちょくちょく観るんだけどね。

 最近っていうか、昔の、ホームページに文章をアップしているのも楽しく読んでいたな。

 正直、動画よりも文章の方が時間がかかりすぎず楽しいと思うんだけど、作る側としては本を作る方が大変だ、なんてこともご本人がゆってたっけ。

 で、本書。

 宮崎駿とか富野由悠季といった大御所から、比較的最近の『この世界の片隅に」など、あれこれ。

 ガンダムの冨野さんのテーマが、青年期の喪失、というのはなかなか「へえ」な話だった。

 少年は成長し、大人に向かう中で大きな喪失体験をする。

 彼女を妊娠させるとか、親友を裏切るとかね。

 富野由悠季というと、ガンダムの他に、海のトリトンの演出をした際、物議をかもす最終回をつくり、手塚治虫を激怒させたという話は聞いたことがある。

 トリトンの最終回において、富野氏はそれまで悪役だったポセイドン族は、実はトリトン族に滅ぼされた被害者だったという話にした。

 トリトンはポセイドンに勝利するものの、自分が加害側だったことを理解し、苦い表情の中で物語を終えた。

 この話、どこかで聞いたか読んだかして、その後、トリトンを探して最終回を観たのだった。

 少年期の喪失かぁ。

 ガンダムにおいても、アムロがシャアと戦った際、間に入ったララァを殺してしまい、

「ぼくはとりかえしのつかないことをしてしまった」

と呆然とするシーンを覚えている。

 映画監督とか作家さんって、盛り込みたいテーマとか思いのようなものがあるんだね。

 喪失の葛藤を描く富野由悠季に対比して、そういう迷いは宮崎駿には一切ない、というコントラストも面白かったけど。

 そういう作品背景を知ると、また作品が楽しくなるね。

 ナウシカのコミック版は、読まないとね。

 大学くらいの頃、読んだきりだから。
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