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2025年10月26日19:04

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ヒグマ被害の映像は放送事故レベル

(この日記は再掲です)

ヒグマの被害を知ってほしい、のであれば簡単だ。
被害を受けた方々の実際の映像を見せればよい。

なんならツキノワグマの被害でもいいぞ。
ツキノワのほうが体が小さく(立った状態で1.5メートルくらい)
体重も100キロちょっと。
ヒグマより臆病で人間に突進してくるのは「威嚇」するため。
聞きなれない音がする場所には近づかない。
(だからクマ鈴とかラジオ鳴らしながら山に入る)
「クマ外傷」という本が市販されてる。
日本で一番ツキノワ被害が多い秋田の大学病院救急の医師が書いた。
日本で一番たくさん「クマに襲われた人」の状態を見てる、ってことだね。
前足の一撃でがさっと、顔面のほとんどをはがされた被害者の写真が載ってるよ。
(グロ系ダメな人は見ちゃいけない)
すごい破壊力。
一番すごいのは、この傷をほぼ正常顔面まで修復した医療チームの腕だけどさ。

それでもツキノワはまだ、生還した人のほうが多いからね。
この本に参考情報で載ってるヒグマ被害の「生還率」は
「ナタなど武器になるものを持っていた場合は34%、持っていないなら17%」。
17%ってことは、ヒグマに出会えば8割以上は生きて帰れない。
雄のヒグマ成獣は立ち上がると2メートルを超える。
体重も200キロを超える。
ツキノワだと前足は人の顔の高さだけど、
ヒグマが前足を振り下ろせば頭の上から鉄球が落ちてきたようなもの。
顔がはがれるんじゃなく、頭蓋骨が潰される。
ワシは法医学のネット講義(医師専用ね)を毎年受けてるけど、
そこにはヒグマ被害者の映像も出てくる。
‥法医学だから「亡くなった方々」ですよ。
ひどいもんだ。
列車に轢かれるのがご遺体状況としては一番ひどいな、と前から思っていたが
ヒグマ被害者の映像を見てからは「一番ひどいのはヒグマ被害」と認識を変えた。

映画で何をどう映像化してるか知らないけど、
実際の被害映像をそのまま一般公開はできないと思う。
東日本大震災の津波の直後の、ご遺体がごろごろしてる映像を
そのまま公開できないのと同じだよ。
助かった方々が撮影した「人間が津波に飲まれて流されていく」映像も
今のニュースじゃ人間が見えてる部分が隠されているしね。
でも、もしそういう映像を見たとしたら「自分は絶対ああなりたくない」と思うよ。
津波の怖さが骨の髄までしみこんで忘れられないよ。
しばらく悪夢を見るかもしれないしね。

「本当のできごと」ってそういうもの。

だから「ヒグマの被害を都会の人に知ってもらう」ために
この映画を公開したほうがいいんじゃないか、っていうコメント読むと「?」って思う。
そもそもこの映画は「モンスターホラー」の位置付けで(って記事に書いてある)
「ヒグマ被害を世間に知らせる」ためじゃないでしょ。

ヒグマに出会えば8割以上が生還できない。
生きて帰った人間がいないと本当の怖さは伝わらない。
でもヒグマ被害のご遺体を見ればたぶん誰もが言葉を失う。
そんな映画は作れるわけがない。

いいんじゃないの、モンスターホラーのエンタテインメント作品として公開したら。
クマ被害の地域だって、みたい人は見るでしょ。
どうせ本物の迫力には絶対にかなわない、作り物映像なんだから。
ワシはそもそもホラー嫌いなので見ないけどさ。

配給会社代表が明かす「ヒグマ!!」公開延期の背景「すべてのアクションが繊細であるべき」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=8531512
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