アセモグル&ロビンソン著『自由の命運 国家、社会、そして狭い回廊(上)』を読んだ。
このコンビの本は、3冊目か。
たしか、ノーベル賞とったんだよね。
『国家はなぜ衰退するのか』と『技術革新と不平等の1000年史』は、すでに読んだ。一口に内容を説明できるほどには読み込めていないが、すごくおもしろかったのは覚えている。
で、本書。
少し前に日記で書いた通り、文庫化するときにタイトルがかわっている。
で、本書のkindle版もタイトルが変わった方ででているものだから、俺が上にあげたタイトルでは電子書籍でなくなっちゃったんだよね。
すでに買っている分は、読めるし、今のところ、再ダウンロードもできるからいいんだけど。
今のうちに読んでおこう、というか、買ったときに読めよ、俺。
内容的にはこれもけっこうな大著で、さまざまな歴史的事象が丁寧に描写されている。
だから面白いんだけどね。
原始世界では、現代社会のアメリカ以上に殺人で命を落とすパーセンテージは高かった。
高貴な原始人というのは、幻想なのだ、というのは他の本でも読んだ気がする。
国家は人を暴力的に支配するが、一方で人はやはりそれによって助けられてもいるのだ。
そのために人は本来自分の持っていた権利を国家に渡し、国家はその強大な力、リヴァイアサンによって社会に秩序を与える。
その力、リヴァイアサンにはいくつか種類があって、専横のリヴァイアサン、足枷のリヴァイアサンなど、本書では出てきた。
リヴァイアサンの他、赤の女王とか、自由に向けた回廊とか、キーワードがある。
中国、ヨーロッパ、アフリカ、ロシアなど世界中の国、中世や古代、現代社会の事例についても歴史を幅広く網羅し、これは専横のリヴァイアサン、これは赤の女王の発動による・・・と解説してくれる。
面白い。
面白いんだけど、こうしてメモっているだけで、まだ人に説明できるほど俺が本書を理解できていないことがよくわかる。
下巻も引き続き、読んでいこう。
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