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2025年09月09日09:35

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大君姿

この記事の写真は、冠の形からして「成人」の衣装。
ほうえきとは脇を縫ってあるの意味。
貴族の普段着「直衣」(のうし)と「ほう」は同じ形だが
「ほう」は正装、基本的に色が決まっている。通常貴族は黒。
ここでは皇太子しか着ることができない「コウロゼン」。
袴を二枚、赤の下袴と白の上袴着るのは正式な場だから。
足に履いているのは「足袋」ではなく「しとうず」。
足指がわかれていない袋状になっている。
この写真よく見ると草履履いてるから足袋かもしれないが、
しとうずの場合はいわゆる「くつ」を履く。漆塗りのローヒールローファみたいな。
後ろに裾を引いているのは直衣の下、衣の上に「したがさね」を着ているから。
すそを長く引く短い衣装で、身分の高い男性しか着用できない。
この写真では黄紅葉のかさね。
表が黄色、裏が赤で「9月から11月」までの季節もの。
皇族でない貴族の正式参内なら表白、裏周防(のちに黒)になる。

「のうしほうこ」と呼ばれる着方があって、2枚の袴でなく
がぼっとした裾絞りの「指貫」(さしぬき)をはいてしたがさねをつける。
指貫は部屋着みたいなものなので、これとしたがさねの組み合わせは
「燕尾服の下にポロシャツ着る」くらいの感覚、すごく贅沢で型破り。
皇子(天皇の子である男子)しか着られない。
源氏物語では光源氏だけ。
ドラマ「光る君へ」では藤原道長が「望月」の宴で着用。
ちなみに題名にした「大君姿」とは実はこの「のうしほうこ」のこと。
「おおきみ」が天皇の血を引く男子をさす。

■悠仁さまの装束姿に「正真正銘の貴公子」「平安時代からタイムスリップ」 宮内庁インスタ動画では粋な計らいも
(まいどなニュース - 09月08日 16:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=8467721
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