生き物が生きていく過程ではどうしてもアンモニアが発生してしまう。
ワシら人間はアンモニアを尿素に変換し、おしっこで体外に捨てているんだが、
サメは以下2つの理由で尿素を体内にため込む仕組みをもっている。
1)体液の浸透圧を保つため
サメは海の中で生きている、当たり前だ。
普通の生き物では体液中の塩分濃度より海水の塩分濃度のほうが高い。
体液中の水分がどんどん海水のほうにとられて体液が濃くなると死んでしまうので、
海水に住む硬骨魚類(普通の魚)は海水からの塩分を体外に出す仕組みがある。
サメ(軟骨魚類)は代謝過程で出た尿素を体の中(肉)にため込んでいる。
尿素で体液浸透圧を調整しているので、海水の塩分はサメ体液に入ることができない。
2)海の中で体を浮かせるため
硬骨魚類(普通の魚)は体内に「浮袋」を持っている。
これに空気を入れることで魚はどんどん沈まないで泳いでいける。
サメ(軟骨魚類)には浮袋がない。
その代わりに、海水より比重の軽い尿素を体内にためこむことで
海水より軽い体、泳いでいていつの間にか沈んでしまわない体を保っている。
これはサメが生きている間の話。
サメが死ぬと、体内の尿素は分解されてアンモニアになってしまう。
だからサメ肉はアンモニア臭い。
ただし、死んですぐの新鮮なサメ肉ならアンモニア臭はほとんどしない。
アンモニアには殺菌作用があるので腐りにくい。
昔は「海から遠い土地」に運ぶのに便利な魚だった。
ワシの母親は岐阜の山奥の出身だが、こどものころ
「つーんとにおう魚」を売りにくる行商人がいたと聞いた。
食べたことはない、と言ってたが。
■サメ8種を使った姿造りが衝撃的…!23歳男性が「奇食」を始めた“まさかのきっかけ”
(女子SPA! - 08月17日 16:20)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=156&from=diary&id=8437179
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