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2025年07月06日18:46

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チネチッタで会いましょう(Il sol dell'avvenire)

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「ローマ法王の休日」「息子の部屋」などで知られるイタリアのナンニ・モレッティ監督が、時代の変化についていけない映画監督が痛い目にあって初めて大切なことに気づく姿をユーモラスにつづったヒューマンドラマ。

イタリアの映画監督ジャンニは、これまで40年間、プロデューサーの妻に支えられながら映画を制作してきた。チネチッタ撮影所での新作撮影を目前に控え、頭の中はアイデアでいっぱいのジャンニだったが、順調だと思っていたのは本人だけだった。女優は演出に口を出すばかりか政治映画をラブストーリーだと言い出し、娘に紹介されたボーイフレンドは自分ほどの年齢だという。誰にも理解されず、ひとり帰宅して目を覚ますと、今度は妻から別れを切り出されてしまう。さらにプロデューサーが詐欺師であることが発覚し、資金不足で撮影が止まってしまう。

主人公の映画監督ジャンニをモレッティ監督が自ら演じ、モレッティ作品の常連俳優マルゲリータ・ブイ、フランスの名優であり映画監督でもあるマチュー・アマルリックが共演。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。(映画.comより)





<2025年2月23日 劇場鑑賞>

 ナンニ・モレッティ監督の映画はいくつか見てるはずです。細かいことは忘れましたが。「母よ、」のように印象に残っている作品もありますが、どちらかと言うといつも”普通の日常”を描いている印象で、あんまり記憶に残ってないんですね。それで、今回久しぶりに名前を聞いた気がしたし、田舎のミニシアターでも上映されていたので、繰り出したわけです。

 しかし、正直なところ、主人公の映画監督(ナンニ・モレッティ)が理屈っぽ過ぎてほとほと疲れました。名声を確立した有名監督か何か知らんけど、こんな屁理屈ばっかり垂れる男、私なら半年で破綻します。奥さんは同業者とはいえ、40年もよく耐えたと思います。「自分が絶対的に正しい」と信じて疑わない男は、日本でも成功した奴らの中に一定の割合で存在するとは思いますが(成功してない奴らの中にもいるだろうが)、それでも通ってしまえてるうちはいいんでしょうね。そのまま引退まで持ったらいいけど、どこかで耐えられなくなったら、まとめて噴出して来て、にっちもさっちも行かなくなり「なんで俺がこんな目に」ということになるのでしょうね。その種はず〜っと蒔かれていたというのに。

 映画のネタバレを読むと、頭の固かった監督も少し学び、温故知新、活かせる知識や経験はそのまま活かし、新しいことも理解してゆく、という展開になってるんだそうです(奥さんは本当に去るが)。ただ、私はもうそのへんのことは覚えてなくて、「いくら才能があっても、成功してても、こんな男嫌いやわ〜」と疲れたことしか覚えてません。時間が経ってから感想書くからかもしれません。ここは日本とイタリアの文化の違いなのかもしれません。それでも、ちょっと優し気で飄々とした顔立ちのナンニ・モレッティ監督は、憎めないキャラだとも思いました。


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