国会の会期末を目前にして、毎回のように取り沙汰されるのが、
内閣不信任決議案です。
与党が過半数を維持していた当時は、野党は決議案を提出し、
与党がこれを否決して終わりと、恒例行事化していましたが、
現在の少数与党の状況では、可決される可能性があります。
石破総理自身が言ったのか、周囲が漏らしたのかは分かりませんが、
内閣不信任決議案が出されて可決すれば、衆議院を解散し、
衆参同時選挙に打って出るとの話が流されていました。
これに対し、立憲民主党の野田代表は、
昨日記者会見を行って、決議案を提出しない事を発表しました。
立憲民主党内には、小沢一郎衆議院議員など、
提出すべきだとの意見を持ったグループもあったとの事ですが、
僕は提出しない事は妥当な事だったと思っています。
決議案が採択された場合、
総理大臣は内閣総辞職するか衆議院を解散するか、選択肢が2つあります。
内閣総辞職して次の内閣に引き継げば、政治空白期間は短くて済みますが、
ここのところ、自民党の支持率が上がっていますし、
野党の選挙準備は出来ていませんから、解散に打って出る方が、
少数与党の解消の可能性もありますから、都合は良かったのでしょうね。
野田代表は、こうした状況を踏まえて、
解散総選挙になれば勝てないと見て、決議案の提出を見送ったのでしょう。
決議案の提出をちらつかせながら与党との交渉に当たれば、
それはそれで野党の意向を反映させることが出来ると思います。
与党の失政があって、野党が勝てると踏めば、決議案を提出すれば良い訳ですから、
交渉材料の1つになるように思います。
現在、イスラエルのイラン攻撃により中東情勢が不安定になっていますし、
アメリカとの関税交渉も進展がありません。
その他、物価対策もありますので、
不信任決議案が出されないので、
石破総理は各問題に、しっかり取り組んで欲しいと思います。
【今日の一句】
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