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2025年06月09日22:58

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ベルサイユのばら

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 革命期のフランスに生きる人々の愛と人生を鮮やかに描き、テレビアニメ版や宝塚歌劇団による舞台版も大ヒットした池田理代子の名作漫画を新たに劇場アニメ化。

将軍家の跡取りで“息子”として育てられた男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ。隣国オーストリアから嫁いできた王妃マリー・アントワネット。オスカルの従者で幼なじみの平民アンドレ・グランディエ。容姿端麗で知性的なスウェーデンの伯爵ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン。18世紀後半のベルサイユで出会った彼らは、激動の時代に翻弄されながらも、それぞれの人生を懸命に生きぬいていく。

オスカルの声を沢城みゆき、マリーの声を平野綾、アンドレの声を豊永利行、ハンスの声を加藤和樹が担当し、宝塚歌劇団出身の俳優・黒木瞳がナレーションを務める。「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の吉村愛が監督、「うる星やつら」の金春智子が脚本、「ぬらりひょんの孫」の岡真里子がキャラクターデザイン、「進撃の巨人」の澤野弘之とKOHTA YAMAMOTOが音楽、「呪術廻戦」のMAPPAがアニメーション制作を担当。(映画.comより)





<2025年2月9日 劇場鑑賞>

 子供の時、それこそ小学生の頃、テレビで毎週放映されてました。美しい画に「わぁ」と思ったけれど、なにぶん小さかったので、歴史をよく理解できていなかったこと、その頃「ラ・セーヌの星」「リボンの騎士」など、似たような作品が林立していたなどの理由で、記憶にはあっても実はあんまりよく理解できていなかった作品でした。ただ、大ブームだったのは覚えています。何の宣伝だったか「ベルバラ〜Tシャツプレゼント!」というフレーズを覚えていますし、クラスメイトの中にはベルバラグッズ(ノートとか)をいくつも持ってる子がいましたし。

 今回、大人になってこのような映画を見返すチャンスがあったことに感謝です。「なるほど、こういう話だったのか」とすごく納得できました。感動しました。ストイックに生きるオスカル。本当に強い近衛隊長オスカル。幼い頃から彼女のそばで彼女を見守り続けたアンドレ。身分が違うので、くれぐれも勘違いしないようにとばあやに諭されながら。そして、美しく可憐なマリー・アントワネット。幼いながらも賢く、地味で質素なルイ16世を尊敬しながらも政略結婚の枠から出ることができずに、容姿端麗で知性あふれるフェルゼン伯爵に恋してしまう。そしてフェルゼン伯爵も可憐なマリー・アントワナットを愛してしまった・・・。誰もが一生懸命生きているのだけれど、ちょうど革命が起きる政情不安定な時期でもあり、その職務により、またその身分により自分の人生を生きることができなかった。いや、その、時代に翻弄された生き方こそが”自分の人生”だったのかもしれないのですが。

 物語は、まるで本当にそばにいて見ていたかのような臨場感。素晴らしかった!史実はよく知らないけれど、これだけのお話が書ける人って、尊敬します。いやもちろん、言うまでもなく池田理代子先生は偉大な方だったのですが。しかもどのキャラクターもキラキラで美しい。当時の少女たちが夢中になったのも当然ですね。愛し、愛されて、精一杯生きて、時代に翻弄され若く美しいうちに死ぬ。ある意味、理想の人生と言えるかもしれませんね。本人が望んでいたかどうかは別として。

 「いい歳して今さら」と少し思いながらも、思い切って鑑賞してよかった!ラッキーでした。おすすめです。


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