日本語発音の基本中の基本である50音と言えば、「あいうえおかきくけこ…」ですが、これには子供の頃から違和感を感じておりました。
50音のうち母音とされるのは「あいうえお」であり、「かきくけこ」以下は子音に「あいうえお」がくっついて音節となっているという理解で間違い無いと思います。
「かきくけこ」は問題有りません。
次の「さしすせそ」は保留し、一番問題なのは更に次の「たちつてと」です。
この5音のうち、「た」を子音と母音に分離すると(文字で書くのは難しいですが)「t」or「トゥ」と「あ」だと思われます。
しかし、「ち」や「つ」は?
口の中で何度呟いてみても、「た」と同じ子音とは思えません。
「た」と同じ子音なのは、「て」「と」のみではないでしょうか?
結論としては、「た+てぃ+とぅ+て+と」「ちゃ+ち+ちゅ+ちぇ+ちょ」「つぁ+つぃ+つ+つぇ+つぉ」という異なる3つの子音+母音からなる便宜的寄り合いが、今日の「たちつてと」というのが私の考えです。
同じように、先に保留した「さしすせそ」や「はひふへほ」も2〜3種の子音からなっている気がしますが、こちらはた行より更に仮名で書くのが難しい(。>д<)
や行とかよう音(きゃきゃきょなど)が、何故かあ段う段お段のみになっている事も実に不思議ですが…
そして鼻濁音。
これこそ文字での表現が困難なのですが、「学校」の「が」が普通の濁音で、「私が」など主語に付く事が多い助詞の「が」が濁音より少々柔らかい発音の鼻濁音と認識しています。
英語の授業で使った発音記号で表現すれば、これは明らかに別の子音であるのが分かりますが、今はこれをあまり分けていないような…?
助詞の「が」以外は、がぎぐげご殆どの鼻濁音を使う機会が少なく、普通の濁音で占められている気がします。
主観的には「大河」の「が」や、「会議」の「ぎ」は鼻濁音でも良さそうですが、と言って一般には普通の濁音が使われているかもしれません。
助詞の「が」にしたところで、普通の濁音で発音してもさほど不自然ではないし、まして意味が通じないという事は無いでしょう。
逆に「学校」「ガラス」を鼻濁音で発音したらかなり不自然です。
今は鼻濁音って習わないのかな?
私の幼少期からたかだか半世紀程度ですが、そう考えると日本語も変化してきているのでしょうか?
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