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2024年10月10日22:52

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そんなだから地方再生が上手く行かない

ゲーム「刀剣乱舞」10年目、自治体が「どうか終わらないで」と望むワケ
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=8051741
「擬人化ゲームで人気が出たからそれで観光で儲かるからやめないで」という他力本願的な考えだから地方再生が上手く行かない。ゲームがきっかけで刀剣に対する研鑽が深まることはいいことではあるが、ゲームが終わったから熱が冷めたという程度ではそれだけのことだったということだ。

刀剣を通じて何を得ることができたか?それが日本の何の問題に気が付くことが出来たのか?それがきっかけで何か好転したことがあるのか?が問題だ。

刀剣は日本の伝統文化の消滅を象徴するような「産業」だ。
日本には多くの伝統的な芸能も含めた、モノがあり何にしても分業制でありその一つ一つの作業の高度な職人芸がその「産業」を支えている。輪島塗にしても和紙の製造にしても神社仏閣の建築、瓦、漆喰どれをとっても継承に危機的な問題を抱えている。

刀剣はただ刀鍛冶がいれば済む話ではない。玉鋼を作る職人、鞘や装飾を施すさまざなま職人の仕事が無いと完成しない。しかし、その現場では後継者がいないことで衰退の危機が続いている。自治体はゲームがあるから地域経済が盛り上がるとかそういう上面なことだけでなく伝統工芸に後継者を入れていくということもしなくてはならないし、各地の文化を有する自治体はむしろそっちに目を向けてもらう必要があるだろう。

そういう意味ではこのゲームが果たした役割は大きい。しかし、一方で擬人化されたビジュアルが独り歩きし過ぎるためにそういった深い問題にまでたどり着く人は少ない。
ゲームの開発者はそういうところまで目を向けて今後の開発にも生かして欲しい。
刀剣は世界中にファンを持つ一大コンテンツでもあるのでその世界が消滅するとなるとそれはものすごく酷い話だと思うし、悲しいだろう。

そういう意味では若者が興味をもってこの産業に飛び込んだ時にメシが食えない、古い体質で続かないというようなこともどうにかしないといけない。
それが可能になれば地方に人も定住するだろうし、自治体の運営も安定する。目先だけの話ではなく、伝統文化の継承や地方への定住の方に向かうような使い方であって欲しい。
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