にいや「ままはみいたにあまいからな、ほら、これだけあけばでられるんだ」
みいた「でもおにいちゃん、おそとはこわいよ」
にいや「ベランダからでなきゃいいんだ。ぼくはきょねんひどいめにあったからな」
みいた「あのときはもうおにいちゃんかえってこないとおもったよ」
にいや「そとのこどもたちがいるところにいきたかったんだけどさ」
みいた「おにいちゃんのこえはするのにぼくいっしょうけんめいよんだよ」
にいや「おまえのこえもままのこえもきこえて、でもわからなくてさ」
みいた「ままもぼくもごはんもたべなかった」
にいや「おなかはすくし、みずもないし・・・」
みいた「おにいちゃんがうえでないてるって、ままがないてたよ」
ほら、あんたたちどいてね。みいちゃん、でたいの?
にいや「ほら、おまえでられるぞ」
みいた「ままいいの? あのくさ、たべていい? たべるまでしめないでね」
いいよ、ほら、もう入りなさい、閉めるから。
みいた「ま・ま・まってー。まままってー。しめないでよぉ」
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