医学部を新しく作る話じゃありません。
ひとつの大学の医学部定員を、いきなり2000人増やすって話です。
ちょっと考えてみましょう。
あなたは学生さんです。
学部はどこでもいいですけど、定員はまあ100人としましょうか。
同級生が100人いるわけです。
この入学定員を、来年春から1000人にする、と言われたとします。
校舎を新しく建てるにしろ、今からでは間に合わない。
教えるほうの教授陣も、いきなり増やすわけにいかない。
実習が必須の学部なら、実習室からあふれるかもしれない。
「新入生だけの問題」じゃありません。
大学の教室は学年ごとに決まってるんじゃないので、
あなたが学ぶその教室が「1年生が増えたから」という理由で
使えなくなるかもしれない。
他の学科も余裕ある授業の選択などできなくなるかもしれない。
医学部に特化して言えば、人体解剖実習。
日本では本当は4人学生に対して1体の解剖体を使うのですが、
解剖体不足で6から8人になってる医学部もあります。
定員がいきなり2000人も増えたら、解剖なんてできますか?
遠くから眺めるだけになる学生も増えるのでは?
つまり「きちんとした教育ができない」ってことですよ。
医学部を担当するお役人は、算数の数字だけで
「医学部定員を2000人増やせば医師数不足は6年後に解消」
って言ってるんでしょうけど、ろくに解剖実習もしてこない医師が
いったい何の役にたつっていうんでしょうか?
日本でも、某首相が
「少子化対策で一人500円お金をとります」
「賃金が上がるので個人負担はありません」
とかおっしゃって「誰が誰の賃金をどのくらい上げるって?」(怒)ってなってますが
韓国も、いわゆる国家運営に関与する方々は、頭があんまりよくないようです。
■研修医6415人が退職届を提出 うち1630人がストライキ 医学部の定員拡大への反発で 韓国
(TBS NEWS DIG - 02月20日 13:59)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7756826
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