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2023年08月20日16:40

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将棋に女性プロがいない理由

将棋でプロになるためには、奨励会で三段までいき、
三段リーグで勝ち抜かなければならない。
三段リーグは30人くらいの中からひとりか二人しか勝ち抜けない。
しかも26歳までに勝ち抜かないと奨励会は強制退会になる。
これまで将棋一筋、プロをめざしていた人生が無になる、と
三段のまま26歳になって強制退会をくらった人が書いていた。

女性の場合、三段になると「女流棋士」になる道が自動的に開ける。
女流棋士はプロ棋士とは全然違う世界。

普通に考えてみよう。
全国に30人くらいしかいない三段になることだって
実は大変なことだと思う。少なくてもものすごく将棋が好きで、
将棋以外にはわき目もふらない人生を送ってるはずだ。
将棋は圧倒的に男性人口が多い世界だが女性もいる。
圧倒的に男性人口が多い世界で上をめざすのは大変だ。

医者がそうだったので、ワシは我が身で知っている。
ワシより2世代くらい前の先輩方は、有名医師の奥さんになる以外は
「上をめざす」道はなかった。
今は女性医師もばんばん留学して教授になる人も増えている。
でも順番としては医師の中で「女性が増えた」あと、なのだ。

話を将棋に戻す。
男性ばかりの世界で三段になった女性は、まずは当然プロを目指すだろうが、
三段リーグで勝ち抜くのは至難の業だ。
挑戦しているうちに26歳の制限も近づいてくる。
そのとき
「女流棋士になれば三段リーグ勝ち抜かなくても将棋の世界にいられる」
と耳元でささやかれたら(自分が自分に)
そっちに行かずに済まされるだろうか?
どうせ何か職業を選ばないでは生きていけない社会なのだ。
将棋が好きなんだから女流棋士になって何が悪い?

…そういうことだと思う。
女プロ棋士がいない理由を「頭の構造が違うから」とか書いてる人間がいるが、
外科に女医がいなかった時代に同じことを言った教授を知っている。
…というか、その同じ考え方で「女性は医師に向いてない」から
試験で同じ点数なら男性を合格させていた医学部医科大が
裁判で裁かれたのはつい最近の話だ。
奨励会に参加する女性の数がもしどんどん増えたら、女プロ棋士は必ず出る。
楽しみにしている。

と将棋の話を書いたけど、
チェスは、外国のゲームである。
そもそも貴族の暇つぶしのゲームで、庶民には関係なかった。
つまり「特権階級のゲーム」。
女性に参政権がないのが当たり前だった歴史を思えば、
チェスが男女別リーグな理由にも思い当たる。

■「男→女」トランスジェンダー、女子競技に参加禁止 国際チェス連盟
(朝日新聞デジタル - 08月18日 16:06)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7529628
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