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2023年07月09日18:23

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大脱走(The Great Escape)

 史実を基にしたポール・ブリックヒルの同名小説を、スティーブ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーンらオールスターキャストで映画化した戦争ドラマ。第2次大戦末期、ドイツにある絶対に脱走不可能といわれた捕虜収容所で、連合軍兵士250人の大量脱走計画が持ち上がる。連合軍兵士とナチス軍のせめぎ合いや集団脱走の顛末が壮大なスケールで描かれる。監督は「荒野の七人」の巨匠ジョン・スタージェス。共演にリチャード・アッテンボロー、ジェームズ・ガーナー。(映画.comより)





<2023年7月1日 劇場鑑賞・午前十時の映画祭>

 往年の名作とは聞いていたのですが、実は未見だった作品。この度、午前十時の映画祭で巡り合いました。かなり長い映画で、少し躊躇したのですが、見てよかった!やはり名作と呼ばれるだけのことはあると思います。個人的に一番驚いたのが、豪華すぎるキャスト陣。主演のスティーブ・マックインはもちろん、日本では「う〜ん、マンダム」で有名な(歳がバレる)チャールズ・ブロンソン、サンタクロースや恐竜ランドで見たことはあっても、監督としてのイメージが断然強いリチャード・アッテンボロー氏、他にも知っているだけでジェームズ・コバーンやジェームズ・ガーナーなど、これでもかという布陣。信じられない。そしてお話も、もちろん表題通り脱走するのですが、みんないい人たちばかりなんです、収容する側もされる側も。みな、仲間を思いやり、誰がどういう選択をしても、理解する。お互いを尊重している。元々、戦争捕虜の収容所であって、犯罪者集団ではないということも大きいのかもしれません。小さい収容所の中で、お金などの利害が絡まないということもあるのかもしれませんが、そのお互いに対する態度に、目が覚める思いでした。みんながこういう風に生きれれば、諍いもなくなるだろうに、とちょっと思いました。

 大規模な脱走を周到に計画し、ある程度は成功しても、逃げた人がそのまま平和に暮らせるはずはありません。計画しているうちは「がんばれ」などと思いましたが、その後のことを考えると、冷静ではいられませんでした。もちろん、ハッピーエンドにはなりません。捕まらなければ、一生逃げ続けることになるのですから。それでも、目標に向かって皆が一致団結して計画を練る、ということは、やはり生きがいとして必要だったのでしょうね。収容所ですから。

 切なかったけど、名作でした。アッテンボローさん、おじいさんの出で立ちしか知らなかったので、言われないとわからなかったです。でも、信頼できる感じを漂わせていてさすがでした。

 なんだか、心が少し洗われた気がしました。やっぱり名作って、見ておくものですね。
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