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2023年05月19日09:20

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よくも悪くも

親子で襲名していく歌舞伎界を描いたTVドキュメンタリーで、
確か当時はまだ染五郎だったと思うのだが、こどもの初舞台の修行を中心にした番組。
もちろん親も舞台にでる。
楽屋に片岡仁左衛門が激励に来て、染五郎が演技について質問する。
と、仁左衛門はいきなり膝を崩してにやーっと、ものすごい色気のある顔になり、
染五郎をぐっと抱きよせたので見てるほうはびっくりした。
画面であれほどの迫力であれば、その場にいたら
まわりで見ている人間まですーっと引き込まれる魅力だったに違いない。

そういう顔の使い分けができる人間。
そういう人間の集団。
非常に特殊だと思う。
もちろん天性もあると思うが、修行もしているに違いない。
どういう?

性的にどれだけ放埓であろうと「芸のこやし」と昔は言われ、
見て見ぬふりをされた社会だったはず。
ただその場合、相手をするのは「性の玄人さん」たちがメインだった。
「性の玄人さん」が公にいなくなった今は、どうしているのか?

閉鎖社会の価値観や伝統が、外の社会と合わなくなってきている。

いいことか悪いことか、は単純に判断できないと思う。
外部の人間が外部の価値観でわいわい言うのも違う気がするし、
だからといって「そういうしきたり、やり方」を押し通すのも無理になってきている。

ちょっと前だが、相撲のとき土俵上で急病人が出て、
たまたま観客の女性看護師が救助に向かったら
「女性は土俵から降りて」というアナウンスがかかったことがあった。

伝統であろう。
人命救助は何より優先、というといかにも正義であるが、
それをいうなら人体をあんなに太らせて行うスポーツは人権を無視しているのでは?

いいも悪いも、変わらなくてはならない。
誰が、どうやって?
難しい。

市川猿之助と両親が自宅で倒れ救急搬送 母親と父親・段四郎さん死亡確認 本人は意識もうろう
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=7415460
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