ロシアとウクライナの戦争が始まって1年となりますが、未だ先の見通しは立ちません。
昨年末は南部で攻勢を得たウクライナ側でしたが、今年は東部で膠着、或いは押され気味と伝えられています。
後方に回り込んで最前線に集中するロシア軍を包囲出来れば…と思いますが、なかなか困難なのでしょう。
ワグネルなどの所謂囚人兵を囮として突入させ、それをウクライナ軍が攻撃する事でウクライナ軍の位置を割り出し、その位置へ向けてロシア砲兵が攻撃…という戦法がとられていたとか。
そんな戦い方であれば、自らの損害もバカにならないだろう…と思いますが、正しくその通りであり、ロシア側の兵員損害が凄い人数となっているのだそう。
一説によれば800人以上/日とか累計20万以上とも…
この辺りの情報は鵜呑みには出来ませんが、凄まじい損害が出ているのは間違い無いでしょう。
この国は、昔から人的被害に関しては驚くほど無頓着でしたが、まさか21世紀になってもこんなとは…
武器などの点ではウクライナ側に有利な風が吹き始めているとは言え、こんな戦法を続けられると、ウクライナ側兵士の精神面でも負担が大きいよう。
と言って、ロシア側もいつまでもこんな戦法が使えるとは思えません。
それにしても解せないのは、ワグネルなどのPMCが刑務所から囚人をリクルートする際、恩赦を引き替えとしている点です。
PMCはいくら国と密接とは言え、文字通り民間であり、ワグネルオーナーP氏も基本的には一民間人です。
司法当局でも政府の人間でもない民間人が、勝手に恩赦など与えられるのか?
これらPMCでも、囚人兵はもちろんベテランも損害が非常に大きく、だんだん募集に応じる囚人が激減しているとも?
こうなると、一時話が出ていた任期を終えて恩赦を得た囚人兵の動画も、本物かどうか疑いたくなります。
1年が経っても、なかなか先行きは見通せませんが、西側による多大の援助…
これは考えようによっては投資でもあり、国単位での脱落は有るかもしれませんが、今までの投資を無駄にするような事はちょっと考え難い…それは極力避けようとするでしょう。
そして戦意の高いのは明らかにウクライナ側。
そうした事を考えれば、戦況的に僅差でウクライナが有利でしょうか。
とは言え、何をもって勝利とするかと言えば、ウクライナにとっては自国領からのロシア軍完全撤退か。
これは容易ではありません。
相当困難と思われます。
そして、たとえ完全撤退まで行けたとしても、国土が荒廃しているのは一方的にウクライナ側であるのは確かであり、そしてその賠償まではどうだろう…
戦争で弱体化するのが確実なロシアになんとか出来るレベルの賠償額で済むものだろうか?
そうした意味で戦闘には勝てたとしても、戦争全体としてそれが勝利なのかどうか、それは別の話です。
しかし、最近の動きとして旧ソ連諸国ばかりか、現ロシア連邦内共和国に離反の動きが強まってきているとか…
それもまた困難な話ではありますが、連邦そのものはともかく、幾つかの共和国が独立程度は無いとは言い切れません。
いや、むしろそれが望ましいのか。
或いは米国などはそれを焚き付けているかもしれませんし、ウクライナ側は間違い無くそれをしているでしょう。
120年近く前、日本も明石元二郎大佐(当時)がやったように…
それはそうと、督戦部隊がいるという話も有りますが、それが事実であれば、その督戦部隊を優先的に攻撃出来ないものかな?
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