「007 慰めの報酬」などへの出演で国際的に知られ、「さすらいの女神たち」など監督としても活躍するフランスの俳優マチュー・アマルリックが監督・脚本を手がけた長編第4作。
本国フランスでの劇場公開前に明かされたストーリーは「家出をした女性の物語、のようだ」という1文のみで、物語の詳細は伏せらたており、主人公の女性クラリスを軸に、一見するとバラバラのピースがつなぎ合わさることで、ある真実にたどり着く。
2021年・第74回カンヌ国際映画祭の「カンヌ・プレミア部門」に選出。「ファントム・スレッド」「ベルイマン島にて」のビッキー・クリープスが主人公クラリスを演じ、「Girl ガール」のアリエ・ワルトアルテが共演。(映画.comより9
<2022年9月18日 劇場鑑賞>
ものすごく話題になっていたので、期待していました。マチュー監督も「彼女に何が起きたのか、映画を見る前の方々には明らかにしないでください」などと厳戒令を敷いてましたし。でも、結論から言います。予想を超えるものではなかった。彼女に何が起きたのかは、わりと早い段階で明らかになります。そのあとも、彼女がいかにショックを受けているかが延々と描かれ、それはそれで美しく悲しい場面なのですが、ストーリーの意外性と言う面では、それほどのものではなかったように思います。これなら、秘密満々の宣伝をするより、普通に公開した方が見やすかったかもしれません。
もちろん、映画自体は美しく、主演女優さんの演技も大変繊細で素晴らしかったと思います。彼女を受け入れる周りの人々もとても優しく寛容で、見ていても心が温かくなるようでした。この主演女優さん、「オールド」でガエル・ガルシア・ベルナルの奥さんを演じていた人なんですね。なるほど〜。「ベルイマン島にて」も予告だけ見ましたが、ティム・ロスと一緒にいた女性ですね。割と見てるんだな〜なんて思いました。
私は泣けなかったけれど、悲しいお話です。元気な時に見た方がいいかもです。
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