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2022年08月25日22:57

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女神の継承('ร่างทรง'  랑종/THE MEDIUM.)

タイ東北部の村で脈々と受け継がれてきた祈祷師一族
美しき後継者を襲う不可解な現象の数々…
小さな村で暮らす若く美しい女性ミンが、原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わったように凶暴な言動を繰り返す。途方に暮れた母親は、祈祷師である妹のニムに助けを求める。もしやミンは一族の新たな後継者として選ばれて憑依され、その影響でもがき苦しんでいるのではないかー。やがてニムはミンを救うために祈祷を行うが、彼女に取り憑いている何者かの正体は、ニムの想像をはるかに超えるほど強大な存在だった……。(「女神の継承」公式ウェブサイトより)



<2022年8月21日 劇場鑑賞>
 ちょっと珍しい映画が来ていたので、鑑賞してみました。ちょっとグロい。悪趣味かも。でも、無宗教の私からしたら、そもそも”祈祷師一族”って、何って思う。霊感って、遺伝するの?何人も子供がいたりしたら、全員にちゃんと受け継がれるの?この映画の主人公も、その一族だったミンの母親が、ある時、体に不具合が出て(頭痛など)、それは祈祷師になるための試練らしいのだけれど、でも彼女は祈祷師になることを拒否したのです。すると、どれくらい後かはわからないけれど、今度は妹にその症状が出、妹(ニム)はその運命を受け入れて巫女(祈祷師)になったのです。地元の人たちの悩みを聞きつつ祈祷し、村は永らく安泰だったのだけれど、やがて子供のなかったニムに代わり、姉の子ミンに異常な症状が出てくる、そんな話です。

 ニムたち姉妹にでた症状は「頭痛など体の不調」と語られるだけで、具体的な画としては示されないのだけれど、そんな、姉が拒否したから今度は妹にって、霊感なんて持って生まれたものじゃないの?単に思春期特有の症状だっただけじゃないの?って思いました。信心深くなくてごめんなさい。でも、そんな簡単に移譲できるものなのかな、と思って。

 しかしながら、ミンに憑依した怨念(?)は、凄まじいものでした。それは霊感を受け継ぐとか言う生易しいものではなくて、まさに命を危険にさらすもの。ニムが守ってきた女神などではなく、なにか大変な悪意のあるものだったようです。これは、祈祷師の代替わり儀式で収まるようなものではありませんでした。村を挙げての厄払いとなります。



<ここからネタバレ>
 結論から言うと、人間たちは悪霊に完敗します。こんな結末が許されるのでしょうか。ニムをはじめ、関係者は皆殺しです。おそらく村の人々も、この後平穏ではいられないのでしょうね。村、全滅?怖すぎる映画でした。ただ、最後は、怨念に取り憑かれたであろう人々がゾンビ化していたのが滑稽でした。そこ、ゾンビ?と思いました。

 「ミッドサマー」などとはまた違う怖さの映画でした。原題にハングル語が添えられていたのが印象的でした。
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