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2022年04月05日17:50

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モービウス(Morbius)

 スパイダーマンの敵役として登場するマーベルコミックのキャラクター、モービウスを実写映画化。血に飢えたバンパイアと人々の命を救う医師という2つの顔を持つ主人公マイケル・モービウスを、オスカー俳優のジャレッド・レトが演じる。天才医師のマイケル・モービウスは、幼いころから血液の難病を患っている。同じ病に苦しみ、同じ病棟で兄弟のように育った親友のマイロのためにも、一日も早く治療法を確立したいマイケルは、コウモリの血清を投与するという危険な治療法を自らの肉体を実験台にして試す。その結果、マイケルの肉体は激変し、超人的なスピードや飛行能力、周囲の状況を察知するレーダー能力が身につくが、代償として血に対する渇望に苦しむこととなる。自らをコントロールするために人工血液を飲み、薄れゆく人間としての意識を保つマイケル。そんな彼に対し、マイロも生きるためにその血清を投与してほしいという。同じころ、ニューヨークの街では次々と全身の血が抜かれるという殺人事件が頻発する。マイロ役はテレビシリーズ「ザ・クラウン」や映画「ラストナイト・イン・ソーホー」のマット・スミス。「デンジャラス・ラン」「ライフ」のダニエル・エスピノーサ監督がメガホンを取った。(映画.comより)







<2022年4月3日 劇場鑑賞>

 なかなかに楽しめました。マーベルに関しては、映画は一通り見ているものの、コミックの細かい設定までは知らず、それぞれのキャラクターの相関関係も映画の範囲でしか知りません。だから、今回の映画も、細かい点は見逃しているかもしれません。しかし、純粋に「Dr.モービウス」の誕生秘話としての話が成り立っていたので、マーベルワールドを熟知していなくても充分楽しめる映画にはなっていたと思います。

 マイケルは、天才的な頭脳を持ちながらも先天性の血液の難病を患い、動くこともままなりません。同じような病気を持つ弟分マイロと共に、某施設で暮らしていました。しかし、彼の才能を認めた主治医により奨学金を得、学問と研鑽に勤しみ、やがて人工血液を開発。ノーベル賞を授けられるまでになります。しかし、難病患者が完治するものではなく、やはり自分を含め患者はそのうち死ぬ運命。そこで、コスタリカの吸血コウモリの生命力の強さに目を付け、その細胞との融合を目指します。何度も失敗しながらもやがてネズミで成功。自らに投与します。

 結果、超人的な能力と筋肉隆々の身体を得たモービウス。しかし、その代償として、生き血を欲するようになるのです。最初は人工血液を飲むのですが、回を重ねるごとに効き目の持続時間が短縮。自らの渇望と人を襲うことの倫理観にさいなまれることとなります。

 そうこうしているうちに、その血清に気付いたマイロが自らに投与。強〜くなった自分にホクホク。人を襲うことなんて平気の平左です。モービウスは、この点で義兄弟(?)と争うこととなり、結局自らと、同じ病気の患者たちを救うはずの研究が、自らを苦しめるだけだったことに悩みます。

 なお、モービウスは仲間の女医と共に(彼女が美人なのよ!ここにこれだけのセクシー美女を持ってくる必要あった?と思ったくらい・笑)、自らの制御が利かなかった時のために、自分の存在を消す”解毒剤”も用意していました。念のためか、二つ。

 しかしラストでは、もちろん彼は生きてます。これからどんなユニバースが展開するのか、乏しい知識なりに楽しみたいと思っています。ジャレット・レトは相変わらずの達者ぶりでした。素晴らしい俳優さんですね。好きです。彼を初めて見たのは「バジル」。確かクリスチャン・スレイターとクレア・フォラーニとの共演だったかと。今度は、ジョーカーみたいに途中でいなくならずに、ずっと出ててくださいね。
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