「Aさん、買い物に行きたいですって」
「あそこは息子嫁さんが全部買ってくれるもんね」
「自分で好きなもの買えたらどんなに楽しいだろうかと思うんですって」
「行けないのかねえ」
「ドラッグストアまでは行けるけど、帰りは無理って言われるんで、帰りは併設の調剤薬局でタクシー呼んでもらえばいいって言いました」
気の利いた嫁がいるのも考えもの。
そもそも目標もなくリハビリなんかできるもんか。
「そうそうAさんの友達のHさんもそうなのよ。買い物は全部息子嫁さん。このままじゃ二人ともほんとに足が弱ってしまうよ。せめてふたりでジョイフル(ファミレス)でも行ってくれれば楽しいだろうにねえ」
「ジョイフルは近いから行けそうですね!」
長期目標「ジョイフルで友人とおしゃべりする」
短期目標「ジョイフルまで歩行器で歩いて行くことができる」
なんて目標だったら二人ともがんばってくれるのかも。
そしたら個別機能訓練「片手で飲み放題のドリンクを持って歩行できる」にするのにさ。
介護保険が生活とかけ離れてたら、おもしろくないべ。
買い物訓練のあるデイサービスにクライアントを紹介したら、とても喜んで行ってくれてます。
「娘がおかず持ってきてくれるから、食べ物はいらないけれど、それでも楽しいよ」と。
みなさん。
無駄遣いしなはれ!!!
友達とがんがん遊びなはれ!!!
誰も真剣にやってくれない歩行訓練とか下肢筋力訓練とか計画するのは、わたしも虚しいです。
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