少し前の事になりますが、とある駅の階段でこんな事が有りました。
その階段は、手すりによって上りと下りに分けられており、上り側が狭くなっていますが、その狭い上り側を登っていた時の事です。
登り始めた時、10mくらい?先を登っている人がいました。
歩く速度差が有り、階段後半になった辺りで追いついてしまった為、2mくらいの間隔を保って速度を落とします。
その途端、前を歩く男性がハッとしたように振り返りつつ何かを呟きました。
煽り?とかの単語が聞こえた気がしましたが、聞き取れなかったので、そのままホームに出て電車を待つ…
少しして誰か近寄ってきたのが視界の端に見えたと思えば、「あなた、ビッコひいて歩いているところを、後ろから煽られたらどう思いますか!」
ビッコという表現の是非はさておき、ひょっとしてさっきの人?
「先ほど前を歩いていた方ですか?」
正解でした。
かの方、同じ事をもう一度繰り返します。
要するに、ビッコをひいて一所懸命に階段を登っているところを、「ノロノロするな!」的に煽られたと認識しているようです。
見解の相違と言うか認識の違いと言うか…
先ず、電車が来ていた訳でもない為、こちらは階段で別に急いでいません。
1mくらいまで寄り、わざと大きな足音を立てたのであればそれも分かりますが、至近距離と感じない程度の間隔でペースを落としている為、主観的にはもちろん客観的にも煽りではないと思います。
あえて心当たりと言えば、その時はビーサンを履いていた為、階段の登りではパタパタ音がしていた…そして階段はガラガラで他に1人いたかどうかという程度なので、私の足音が響き易かったであろう事くらい。
そして2mくらいになるまでに追いついたのだから、そのパタパタのペースがかの方より速かったのは確かでしょう。
そうした事を主張しようかとも思いましたが、どのくらいの間隔だと煽られたとの強迫観念を抱くか否か?
この尺度は人それぞれ固有のものとも言えます。
議論するだけ無駄だと思い、「こちらは別に煽っていないよ」という意味を言外に込め、「そうでしたか。それは気づかずにすみませんでした」とアッサリ言うと、何やら拍子抜けしたかのように去って行きました。
あれっ?
たしかビッコ…足を引きずっているような事を言っていたけど、別に引きずっていないな?
ガマンしているだけ?
そう言えば、階段でも前の人が足を引きずっていた印象は全く有りません。
何か割り切れない気分ではあるが…
…という事が有ったのです。
さて
何もイチャモン付けやがってこの野郎!という事を言いたいのではなく、これで遥か昔の出来事を思い出したのです。
確か小学一年の夏の事でした(ひょっとしたら二年かも)。
その夏、虫垂炎になってしまい地元のH外科医院で手術、一週間ほど入院しました。
13号室だったのを覚えています。
手術から数日後、廊下を口笛吹いて歩いていたところ、隣室12号室の人がドアを開けて、エライ勢いで怒鳴り付けてきました。
それ自体が強烈で、何を言ったか覚えていませんが、おそらく「うるさい!この野郎!」とかそういった事でしょう。
そして、その後に病室に親といる時も、突然病室のドアを開けて怒鳴りこんで来ました。
まだ幼少の頃ですから、道理を説くなどといった事も出来ませんし、まして「文句が有るならかかって来いよ!」と挑発する事も出来ません。
事後、確か「キ✕ガイ(当時は普通に使われていた言葉)」みたいな事を聞き、あぁそうなんだと思っていましたが、そうした患者さんが外科医院に入院するの?いやいや入院は別の理由?などと色々考えたものです。
これらの出来事がどうリンクするのかと言えば、恐ろしいくらい過敏に反応する人っているものだと痛感した点です。
私もかなり神経質な方だと思っていますが…
とりあえず、なるべく音を立てずに歩く事にしましょう(笑)
ログインしてコメントを確認・投稿する