mixiユーザー(id:1810450)

2021年08月25日07:10

188 view

竹中平蔵の功罪

竹中平蔵の理屈は「正社員は要らない」ということだ。そして、非正規社員を増やしてきた。その結果がこれだ。至極当然のことである。
確かに竹中平蔵の「正社員は要らない」は極論だが人材の流動性は必要だろう。日本は終身雇用が主だったために欧米に比べて低賃金で雇用されてきた。つまり「不安定より安定」を担保として賃金を抑えられてきた経緯がある。だからこそ、本来のスキルに合った賃金を貰うという意味では人材の流動性は必要だったかもしれない。非正規社員というよりその道のプロフェッショナルになることでより条件の良い企業への転職を促進するという意味では派遣法規制緩和は全部が間違いという訳ではなかったはずだ。
しかし、実態はどうだろうか?確かに竹中平蔵が(本気かどうか疑念はあるが)言うには「よりよい条件(特に賃金)への転職」を可能にするという観点からしてみれば派遣法規制緩和は100%間違いとは言い切れない。しかし、企業側はあくまで「低賃金」で雇用できる人材として非正規社員を増やしてきた。
◆労働力人口(非正規割合の推移) 〜増える非正規、変わる非正規〜
https://www.transtructure.com/hrdata/20210126/
「平成元年の非正規割合は約20%でしたが、平成31年には約40%と、雇用者の5人に2人が非正規雇用者となっています。(中略)景気の悪化を理由に、各企業が非正規化を進めたのです。これまで、人件費をできる限り抑え利益を確保する目的で、非正規雇用者の活用が進んできましたが、こうした目的での非正規活用はあらゆる問題もはらんでいます。」竹中平蔵理論では「スキルを持っている人がより好条件への転職可能」が実際には低賃金の雇用を促進してしまったのが派遣法規制緩和の結果である。
今の格差社会を作ったのは紛れもない派遣法規制緩和である。それを推し進めたのは竹中平蔵だ。竹中平蔵の罪は重い。

正社員が不足している企業は40.7% 1年前から増加傾向
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=6641024
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年08月>
日 月 火 水 木 金 土
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031