同じ日の同じ時刻に生まれ、同じ名前と顔を持つ2人の女性がいた。ポーランドとパリに住む2人のベロニカはそれぞれの人生を送りながらも、お互いの存在を感じていた。監督は、「トリコロール」三部作で知られるポーランドの巨匠クシシュトフ・キエシロフスキー。本作で2人のベロニカを演じた主演のイレーヌ・ジャコブは、91年カンヌ映画祭主演女優賞を受賞した。(映画.comより)
<2017年7月23日鑑賞>
懐かしいですね、本当に。録画鑑賞した時点でも、もはや古典?だったように思います。もうかなり前に亡くなられたキエシロフスキー監督の作品は、理解できないことも多いのになぜか好きで、わりと見たのを覚えています。「デカローグ」は3話?5話?で挫折してしまいましたが、「トリコロール」3部作は好きでした。あと、彼の意を汲んで作られたトム・ティクヴァ監督の「ヘヴン」は大好きでした。あの主演二人(ケイト・ブランシェットとジョヴァンニ・リビシ)はとても美しかったです。リビシのお父さん役のレモ・ジローネも素敵でした。それと知らなかったのですが、「美しき運命の傷痕」もそうだったのですね。こちらはエマニュエル・ベアールが好きで見たような感じです。ベアールって、今どうしているのでしょうね。いっとき日本にも山ほど映画が入って来てましたけど。まぁ悠々自適なんでしょうね。見るからにフランス女性な美しい顔立ち、気品に憧れていました。
さて、今回の映画は、同じ日の同じ時刻に生まれた同じ名前の女性たちの話。こういう感覚って、本当にあるのかな。双子とかだったらわかるような気もするけれど、こういう感覚を持つ人に出会ったことないからな。でも、あるのでしょうね。自分はお互いの存在を感じるような、そんな”疑似双子”な感覚を持ったことがないから「存在しない」のか、あるいは、自分が鈍感なだけで案外高い確率でみんないるのか。ドッペルゲンガーとはまた違うのでしょうね。
しかし、よくわからないと言いながらも、美しい映像と主演のイレーヌ・ジャコブの神秘的な魅力とで、最後まで惹きつけられました。摩訶不思議な監督ですねぇ、でもやっぱり好きです。その才能がうらやましい。
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