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2020年07月15日05:52

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ニコチンパッチとは

タバコを吸っているのですが、タバコをやめたいと思っている人が多いのです。だが、なかなかやめられないのが現状です。原因は、2つ考えられます。身体的欲求と精神的欲求です。身体的欲求とは、タバコの中に含まれているニコチンによる中毒性のことで、一定期間タバコを吸わないと身体がニコチンを欲しがり吸ってしまう、というものです。

精神的欲求とは、朝目覚めたときに吸う、食事の後に吸う、休憩や仕事が終わったときに吸うなど、そして、緊張をしたり、怒り出したり、恥ずかしいことをしたりすると精神的に吸いたくなる習慣的なことです。 2015年の世界の喫煙率は、男性で約25%、女性で5%です。世界中の死亡者の約10%は煙草が原因です。

タバコが原因となって起こる病気には、癌や心筋梗塞、脳梗塞、肺気腫などがあります。低所得国では、人々の高齢化の影響も加わって、煙草による病気での死亡や健康被害を合わせた疾病負担は増えていくものとみられています。煙草の規制が様々な国で成功している一方で、いくつかの国ではあまり成功していません。

その理由はタバコ産業の強力な活動です。オーストラリアでのタバコパッケージ規制では、煙草産業は敗れたものの、他の国ではタバコ規制を骨抜きにする活動を進展させています。これまで医療機関で勤務する医師は、病気の原因となる危険因子に対する治療を積極的に行っていました。

高血圧に対する血圧コントロール、糖尿病に対する血糖コントロール、脂質異常に対するスタチン薬の投与などです。ところが、喫煙に対するニコチン依存症治療については十分に行われていないのが現状です。タバコをやめたい方の治療には健康保険がきくので病気です。だが、日本国では通常、禁煙外来などの特別な部門で行なわれているだけです。

そこで最近、イギリスの内科学会は、現場の医師が喫煙に対する治療介入をもっと行うべきとする、提案をしました。医療機関に受診する患者が喫煙者であると判明したときには、デフォルトな治療介入としてニコチン依存症治療を積極的に行うべき、と提案しています。

その提案では、オプトアウトといって、治療介入の実施についての情報を医療機関内外で公開し、さらに拒否の機会を保障することも推奨されています。イギリスの内科学会のレポートは、現場の医師や医療機関に対して、ニコチン依存症への強い介入を勧めています。

すなわち、ニコチン依存症の患者を見つけて治療するのは、癌患者を見つけてそのガンを治療することに匹敵することとしています。ニコチン依存症を放置して治療しないのは、ガンを放置して治療しないことと同じであるとも言っています。煙草を吸わない方もタバコを吸う方の副流煙で年間1万人以上の方が亡くなっています。

煙草を吸う方の多い自民党では真に国民の健康を守る法案はないと思うのです。数年前に、禁煙パッチという貼り薬が出回りました。これは、体に貼って、ニコチンを吸収させることによって身体的欲求を抑えようというものです。この禁煙パッチは大きさが大・中・小あり、だんだんと小さくしていって治療が終わるのが2ヶ月です。

この禁煙パッチには健康保険が利かないために、2万5千円くらいかかります。職場にはヘビースモーカーが多いです。何のためらいもなく、1日何箱も吸っているのを目にします。そんなわけで、スーツや髪の毛などはタバコの煙で臭くなります。家族に喘息や花粉症がいるので部屋に入る前はとても大変でしょう。

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