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2019年11月07日01:52

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「斎藤芽生とフローラの神殿」展

一昨日の「朝日」の紙面で、目黒区美術館で開催中の「斎藤芽生とフローラの神殿」展のことが紹介されていて、読んで、是非、観に行きたいと思った。で、行った。
目黒区美術館には、1度も行ったことがなかったので、ネットでHPを見て、だいたいの場所は見当をつけて、目黒駅西口で、降りる。私はスマホではなく、ガラケーだが、幸い、道案内は有料オプションでついているので、それで検索し、目黒通りを南に、歩き始める。目黒川に出たら、橋を渡って右折・・とあるので、その通りに、右に曲がると、広い公園になっていて、その一角に、目黒区美術館は建っていた。駅からなら、10分程度の、距離である。
同展は、東京藝大准教授である斎藤芽生(めお)さんの作品100点あまりと、19世紀の植物図鑑「フローラの神殿」30点を合わせて紹介する企画展で、これは斎藤さんの初期作品に、「毒花図鑑」や「徒花図鑑」といった、一連の幻の花を描いた、図鑑のような作品群があるからだが、斎藤さんの描く花は、現実の花ではなく、幻の花に託して、人間の感情を描いたものである。たとえば、「フタマタカキツバタ」とか、「間男蔓」とか・・ねッ。面白いが、それがどうしたという気もしないではない。
ところが、団地の窓を、あたかも祭壇のように描いた「晒野団地四畳半詣」シリーズや、旅で見た光景をテーマにした「蜜愛村」シリーズ等々、その後の斎藤さんの作品は、いずれも、幻想的で、細密で、なおかつ、とても不穏な絵画揃い。私はこの展覧会で、斎藤芽生というアーティストを初めて知ったが、私の好みにどストライクで、こんな作家のがいたことを、これまで、まったく、知らなかったとは、まさに、井の中の蛙大海を知らずだなぁ・・と。シュールレアリスムっぽいようにも思われるが、当の斎藤さんは、全然、そうは思っておられないようだ。
じっくり観て、図録も買い、美術館のカフェ・スペースで、休憩。ザクロティーというのがあったので、これはめずらしいと、頼むと、とても甘くて、おいしく、ザクロのゼリーがお茶うけについて、250円。でも、常時あるわけではなく、今回の展覧会限定メニューらしい。
美術館を出て、気持ちよさそうだったので、公園のベンチで少し休んだら、蚊の総攻撃を受けた。う〜ん、この季節に、まぁ〜だ、蚊がいるとは・・ねッ。



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