ワシは実は音楽が苦手だ。
好きだけどよくわからない。
だから音楽がメインの映画で言えることはあまりないのだが。
明石くんのピアノ吹き替えの「春と修羅」、よかったねー。
水をたっぷり含んだ指先からピアノ鍵盤にうるおいが伝わって
流れるようにメロディーが出てくるんだね。
最後に作曲家からと聴衆からの賞が彼に集中するのはよくわかる。
だって聞いてて「ああいい音楽だ」と素直に思えるものね。
風間くんのカデンツァは聞いててこわかった、地獄の音楽みたいだったよ。
「修羅」は地獄のことだからこういう解釈もありだが。
そして誰かを助けることで自分も輝く亜夜ちゃんの音楽。
お母さんの才能を受け継いだことに気づく。
今回のコンクールに参加した人たちのおかげで気づいた。
死んじゃったお母さんは自分の中に生きているってこと。
よかったね。
原作も読むかな。
恩田陸は文章の完成度が高いので読むのに時間かかるから好きじゃないんだけどね。
おそらく文章は、映画とは違うものなんだろう。
それにしても「映像化不可能」って、
文学作品は作家の手を離れてしまうとどんなアレンジもできてしまうので、
本当の意味で映像化不可能な原作はないんじゃないかと思う。
…筒井康隆の「ロートレック殺人事件」はダメかもしれない。
なんたって2人1役だから。
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