気になって調べてみたら、無脳症の別名が外脳症なんですね。
つまり頭蓋骨の形成不全、神経管閉鎖障害のひとつです。
脳は中身で頭蓋骨は外。
だからできる元の細胞もでき方も違うわけですが、
うまいこと脳ができてくると表面が硬い骨で覆われるような順番になっています。
脳はとても柔らかい組織なので、骨がない状態だと
母体中で脳が崩れてなくなってしまう
からです。
「脳がない」」状態で生まれたのが無脳児です。
無といっても、なくなるのは上半分というか、大脳ですね。
下半分の延髄なんかはたいてい残るので、生まれたとき呼吸機能はあることが多い。
ただ、脳は身体全体のバランス調整をしますので、
呼吸や体温調整や消化吸収機能の不全で長生きできない、と考えられます。
ただし脳がどのくらい崩れてなくなってしまうかは運です。
この記事の子はわりと多めに残っていたので生き延びることができたんですね。
お母さんがあきらめない人だったから助かったともいえましょう。
かなり前、医学記事で7か月まで生き延びた無脳児の話を読みました。
その子は頭蓋骨形成でなく、脳に特殊なガーゼをかぶせて育てていました。
やはり「すぐ死ぬ」と言われたけど生きていたので、母親が家に連れ帰ったのです。
やはり育児は大変で莫大なお金がかかるので、
父母は破産して生活保護を受けることで医療費をすべて公でまかなうようにしていました。
わたくしが読んだのは7か月までの記事でしたのでその後どうなったか知らないですが、
この子は治療がうまくいきそうなので、もっと長生きできるのではないでしょうか。
医学の進歩は素晴らしい。
無脳児にも今や生き延びる可能性があるのですから。
「3時間以上生きた例はない」外脳症で誕生した男児が生後7か月に(米)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=103&from=diary&id=5820216
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