むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。
とても仲良く幸せに暮らしていましたが、こどもには恵まれませんでした。
…このふたりはこどもがほしくて、神様が一寸法師をさずけてくれた、と思ってたが
もしかしたらこのインドの女性と同じだったかもしれない。
つまり「こどもを生まない女性への蔑視、差別」。
女はこどもを生むものだ、生まない女は女として認められない。
そんな意識がまだ根強く生き残っているのがインドなのだろう。
そう、インドは男尊女卑が社会で認められている国。
バスに乗っていた女子大生が乗客の男たちにレイプされて殺され、
たいした罪にもならないという国だ。
電子部品などの分野で急成長した、まさに今も発展している国なのに、
その発展には当然女性も貢献しているのに、
なぜだか男尊女卑だけは残っており、それを当然とする風潮がある。
10歳をすぎてすぐ人身売買の一種として嫁に出され、
15になる前に妊娠する。
じゅうぶんに女性差別、こどもへの虐待だと思うのだがインドでは当たり前。
もしかしたら犯罪になるのかもしれないが、周囲が通報しないので表に出ない。
そういう国だからこそ、世界で一番「生殖医療に積極的」なのかもしれない。
IT企業に勤務して高額の給料を稼ぐ女性もいれば、
こどもが産めないと差別されないために生殖医療の門をこっそりくぐる女性もいる。
生殖医療は海外向けの輸出産業でもある。
貧しい女性を「代理母」にして海外のお金持ちが自分の子を産ませる。
つまりこのニュースの一番の根っこにあるのは、
「女性差別、男尊女卑」なのだ。
74歳になっても「こどもが産めなかった女性」として周囲から差別されることに
この女性はもう耐えられなかった。
だから命の危険を冒してでもこどもを生んだのだ。
どんな形でも妊娠出産は奇跡であり生まれた命は尊く無限の可能性を持つ。
だからこの母子のこれからがいい日々でありますように、と祈らずにいられないが、
同時に、こんな形でお産をしなくてはならなかった彼女のような女性が
この地球上にいったい何人いるものか、そちらがとても気になる。
ほしい人がこどもを生み、それは周囲からの強制でない社会になってほしい。
それは同時に、こどもを欲しくない人間に持たない自由を認める社会でもある。
自由にピルが飲め、中絶も犯罪でなく、こどもが欲しい人は持てる(養子も含め)社会。
そういう社会が本当に「産むひとと生まれる子に優しい社会」だと思う。
世界最高齢74歳女性、双子を出産も「非倫理的」批判の声相次ぐ(印)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=103&from=diary&id=5779772
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