mixiユーザー(id:8729247)

2019年04月04日13:29

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臓器移植の大原則を変える問題

臓器移植には大原則があります。
それは
「その移植をしないと死ぬ」
場合のみ行うってこと。
他の治療はもうダメ、その臓器がないと命に関わります、なときのみ行うんです。

その意味で、子宮はなくても命に関わらない。
でも子宮がないと子供が産めない。
「他の(不妊)治療じゃダメ」っていう点では合ってますけどね。

でも、臓器移植、すごく大変で高額な治療なんですよ。
まず提供者を探すのが大変、いくらなくてもいいって言っても
誰でもくれるわけじゃない。
それからくれる人がいたとして、HLAタイピングといって
拒否反応が起こりにくい相手じゃないとダメなんです。
(だから親族だともらいやすい、いろんな意味で)
でも、タイピングしても絶対に大丈夫ってわけじゃない。
移植した臓器が拒否されたら、場合によってはすぐに切除しないと
移植された本人の命に関わることがある。

そこまでして、「自分の子宮で子を産む」ことにこだわりたいかどうか、です。

代理母もあるじゃないですか。まあいろいろ問題はありますが。
それに、自分の遺伝子にこだわらないなら
実親に育ててもらえない、親がほしい子は世の中にナンボでもいます。
日本は他先進諸国に比べてすごく「養子をとる」のが難しい国です。
それだけ「家父長制度」というか「家族制度」を厳しく考えている
頭の固いふるいオヤジたちが法律だの制度だのを支配しているってことですが。
親に虐待されて死にかけた子をもとの親にもどして殺させるより、
こども育てたい人ほしい人にわたして愛情こめて育ててもらうほうがいいじゃん。

もちろん個人個人の事情とかイメージとか希望はあります。
だから選択肢としての子宮移植はできないよりできたほうがいいと思う。
でも今の日本、代理母もおおぴらにはできないし養子もとれない条件で、
子宮移植だけ認めるってなんか変、バランス感覚ないと思います。

移植医療ってお金もすごくかかるしさぁ。
ひとつ前に「不妊治療が高額化」しているニュースについて日記書いたけど、
子宮移植にかかる金額って体外受精の料金と桁がちがうし、
リスクの高さも比べモノにならないし、
よほど子宮移植で名をあげたい医者がいて政治家に金払ったのね、って
産婦人科医で不妊症好きな自分でも思ってしまいますよ。

■子宮移植、是非を検討=委員会で議論開始−日本医学会
(時事通信社 - 04月04日 12:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5567308
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