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ヨガにはいくつかの教典が残されています。そのうち、ここで紹介したいのは『バガヴァッドギーター』。成立したのは、紀元前5世紀〜2世紀ごろと言われていて、世界で聖書の次に読まれているというベストセラー。神と人の会話が詩の形で書かれているが、その神の言葉が現代でもそのまま生きていて、例えばビジネス書などでもちょこちょこ引用されます。
そんな中から、心に響く言葉を4つ紹介しましょう。
★バガヴァッドギーター 2章47節
君には定められた義務を行う権利はあっても
行為の結果についてはどうする権利も持たない
自分が行為するのではない
・・・自分が行為すると考えないからといって怠惰にはならない
ビジネス書などでもよく引用される言葉です。今だけに心を注いで、自分ができることを精一杯やること。そうしたら自ずと結果はついてくるからこだわらない、という考え方です。そして、その結果は、その時どう見えたとしても、時間がたったら最良の結果だったとわかるはず。それは天の采配だから。
★バガヴァッドギーター 6章16節
あまり多くを食べすぎてはいけない
また小食にすぎてもいけない
眠りすぎも睡眠不足もいけない
・・・もうそのまま現代人の教訓でもありますね。何ごとも腹八分目。すぎたるは及ばざるがごとし!
★バガヴァッドギーター 6章9節
自分に好意をよせるものも冷淡なものも
友人も敵も嫉妬深いものも
修道者も罪人も どこにも属さない人も
みな平等に観る人は誠に進歩している
・・・今存在しているものは、そのままで価値があるけれど、例えば肩書きやその時々の思いはうつろなもの。価値を測る基準になるものではありません。そうしたものに惑わされないで、心眼で観ること。そうしたら、すべてにおいて真の美しさを捉えることができるように。そういう姿勢、態度、在り方でいられることが、人として成長する土台を作ります。
★バガヴァッドギーター 6章7節
心を克服した人はすでに至上我(パラマートマー)に達し
いとものどかな平安境に住む
彼にとっては幸も不幸も寒暑も
名誉も不名誉もすべて同じである
・・・揺れる心に惑わされないようになった時、真の平和が訪れます。そうなったら、世の中にあるものに価値の違いなんてない、ということに気づくはず。その境地に至れば、争い事や競争、境界なんて必要なくなりますね。
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