mixiユーザー(id:1850594)

2019年03月05日23:57

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「バスキア、10代最後のとき」

アメリカ(合州国)のアートシーンに燦然と輝く、ジャン=ミシェル・バスキアの10代に焦点をあてた、ドキュメンタリー映画。バスキアの10代は、1970年代から80年代の初頭にかけての、文字通り、激動の時代。当時のニューヨークの世相や、最先端のアートシーンを背景に、ストリートを舞台に、まさに、落書きの延長のようなアートを描いていた、住むところもなく、路上や知人の家に転がり込んで、生活していた、文字通り、無名の黒人の少年が、アンディ・ウォーホルを始め、時代の最先端を行くアーティストたちと交流し、また、彼らにも大きな影響を与えつつ、ついには、アメリカの現代アートの歴史に、その名を残すアーティストになるまでの日々を、当時の映像を交えつつ、バスキアと交流のあった人々の証言によって、再構成した作品である。
バスキアと、実際に交流のあったサラ・ドライバーが監督し、バスキア没後30年を記念して、世に問うた。アメリカのアートシーンに、正直、疎い私にとって、完全に理解出来たとはいえないが、バスキアのアートは、文字通り、無邪気で、破壊的で、あらゆる権威とは無縁。要は、美術館に、おとなしく飾られるような、柔な作品ではないが、今は、そのバスキア作品が、驚くほど高額で取引され、一流の美術館の壁を飾っている皮肉。バスキア自体、そうしたアート業界になじめなかったのか、27歳で、薬の多用によって、この世を去った。まさに、全速力で、走り抜けた人生。そうであるが故に、バスキアの作品は、より一層、魅力的に、光輝いている。
横浜・黄金町のシネマ・ジャック&ベティで、1日1回、しかも短期の上映。うかうかしていると、観逃してしまうので、万難を排し、観に行った。帰りに、黄金町アートブックバザールに寄ったら、な、何と、アメリカで出版されたバスキアの画集が、4200円で、棚に並んでいたので、有り金をはたいて、購入。もう、茶店に入る金もなく、電車にゆられて、1時間以上かけて、帰途についた。

レビューに書こうとしたが、該当なしになってしまうので、ここに書く。星4つ。

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