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2019年01月22日22:08

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豪風引退の十日目、「病院送り」が相次いだ展開となった。

■大相撲のベテラン、39歳の豪風が引退表明「悔いなし」
(朝日新聞デジタル - 01月22日 10:49)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5466089
大相撲一月場所十日目、全勝の横綱白鵬は前頭4枚目隠岐の海に相撲を取らせず寄り切りで一蹴して連勝を10に伸ばした一方、一敗につけていた前頭15枚目千代の国が合い口の良くない前頭11枚目勢の押し倒しに屈して二敗に後退。その際、古傷の左膝を負傷して動けなくなり車椅子で退場、さらに続く西前頭14枚目の琴勇輝と東前頭10枚目の宝富士の一番でも宝富士の送り出しに敗れた琴勇輝が膝を痛めて土俵下で立ち上がれなくなり、二番続いて敗れた力士が国技館内の相撲診療所で診察を受ける事態となりました。共に怪我で苦しんで来た人ですが明日以降の出場の見通しは立たず、特に白鵬に星一つ差の一敗で賜杯レースを引っ張って来た千代の国がここで離脱となるのは残念至極であり、二番続いて痛々しい姿を見せつけられるのは何とも切ない気がします。
今日は更に幕下でも負傷者が出て、西幕下23枚目に番付を戻した宇良が西幕下21枚目豊昇龍(第68代横綱朝青龍の甥)の掛け投げに屈しましたが、その際右脚一本でこらえる体勢になり古傷の右膝を傷めたようで、土俵を降りる際も片足立ちで呼出に肩を借りて車椅子で花道を下がりました。西前頭4枚目だった平成29年九月場所2日目の貴景勝戦で右膝前十字靱帯を断裂して6場所連続休場、手術とリハビリを経て東三段目91枚目まで番付を落とした昨年の九月場所に復帰、先場所三段目で優勝して幕下に戻って復帰3場所目を迎えた宇良でしたが、この負傷が幕内の取組に飛び火したのかはさておき、この人気力士もまたしても大きな試練に直面することになりましたね。
そうした中、記事にもあるように東十両12枚目の豪風(39歳・尾車部屋)が現役引退を表明、かねてから取得していた名跡である年寄・押尾川を襲名するというニュースがありました。秋田県の出身で金足農業高校から中央大学に進み、在学中に学生横綱となって平成14年五月場所で幕下15枚目格付け出しで初土俵。それから100場所目となった今場所、昨日で1勝8敗となり負け越し決定、幕下に下がるのが決定的となったことを受け、その夜に師匠の尾車親方(元大関琴風)に引退する意向を電話で伝えたそうで、「悔いは一つもない。簡単な話ではないし悩んだが、力士として自分なりの潔さを出したつもり。長くやった分、多くの方に見ていただけた。自分の相撲道はこれからです」とコメントしたとか。
初土俵から三場所目の平成14年九月場所で新十両、翌平成15年三月場所で新入幕を果たし、新小結は平成20年三月場所、関脇には戦後最年長の35歳2カ月で平成26年九月場所の戦後最年長で昇進し、三賞は敢闘賞2回に留まったものの身長172cmの小柄な体格ながら突き押しを武器に幕内在位86場所(史上10位)、幕内出場1257回(史上8位)と学生相撲出身力士としては歴代最多と息の長い活躍を見せた人でした。西前頭4枚目だった平成26年七月場所で横綱日馬富士に勝って年6場所制となった昭和33年以降最年長の初金星を挙げ、新関脇がその翌場所と「遅咲きの花」のキャリアではありましたが、巡業先でもジムを探してトレーニングを続けるなど鍛錬と節制を続けた人であり、決して派手ではなかったものの、その直向きさには高い支持があったようですね。昨年の三月場所で77場所ぶりに十両に下がり、続く五月場所で38歳10カ月で幕内に戻って昭和以降では歴代2位の高齢での帰り入幕を記録。40歳での現役、連続100場所の関取(十両以上在位)といった記録を目指す期待もあったとは思いますが、やはり「寄る年波には勝てず」となったということでしょうね。お疲れ様でした。
その他。不振の続く二大関は豪栄道が前頭4枚目琴奨菊を外掛けで下して4勝目、高安も関脇貴景勝を叩き込みで制して五分の星に戻して揃って白星。つまり、白鵬に星二つ差につけていた関脇貴景勝としては大関を突き押しで圧倒して土俵際に追い込みながら躱されてバッタリの展開で不覚を取った一番となり、賜杯レースでも白鵬に大きく後れを取る三敗目となりました。
その一方、もう一人の関脇である玉鷲は前頭2枚目錦木を押し出しで圧倒して十日目にして給金直し、二敗を守って賜杯レースで事実上唯一白鵬に付いて行く存在となりました。賜杯レースは全勝の白鵬を二敗で玉鷲と千代の国が追走、貴景勝、魁聖、遠藤、矢後が三敗につける展開となりましたが、ここで貴景勝が一つ後れを取るとなると、益々賜杯レースが「白鵬の独り旅」になった印象を持ちますね。その白鵬は左膝の怪我で七日目から休場していた西小結御嶽海と対戦。再出場でいきなり白鵬との対戦となる御嶽海ですが、どんな展開になりますやら。
もう一つ。十両で星二つ差の全勝で優勝争いの先頭を走っていた東11枚目の志摩ノ海が東8枚目の小兵炎鵬の上手投げに屈して一敗に後退。立ち合いから右横に炎鵬に張り付かれ、一度体が離れたものの左で廻しを引かれて崩され、勝負あり。炎鵬のペースで終始した一番となりました。
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