ブリザード
ブリザード
包め世界を
尾根も谷間も白く煙らせ
…というユーミンの歌を思い出しますが(映画「私をスキーにつれてって」でもお馴染み)、ここでは「裏切りのブリザード」、そして現在の「クレイジー坊主」こと、新日の飯塚高史です。
その飯塚が来月21日の後楽園ホール大会で引退するそう。
飯塚は闘魂三銃士と第三世代(永田、中西、天山、小島、西村ら)との間に挟まれた世代で、野上、松田(エル・サムライ)、大矢、片山らがほぼ同期です。
中間の世代ではなかなかスターが生まれ難いいもののようで、結果的には、この世代から新日を代表するようなスター選手は生まれませんでした。
まだ若手だった頃、馳とサンボ留学に出させて貰ったり、長州とのコンビでIWGPタッグのチャンピオンになるなど、会社からプッシュされているぞという印象を強く感じました。
グラウンドは非常に強いのですが、どうにもこうにも性格的に不器用なのか、自分をアピールするのが下手で、野上、サムライとの「新世代闘魂トリオ」や野上とのJ・J・JACKSは不発。
UWFインターとの対抗戦では高山に負けてしまったし…
長らく目立たない中堅という位置だった飯塚ですが、輝いた時期も有ります。
それは猪木会長率いるUFO軍団との抗争で、小川が橋本にセメントを仕掛けてノーコンテストになった…世に言う1・4事変から、小川のセコンドだった村上一成と抗争になり、相手を絞め落とす「魔性のスリーパー」として注目を浴びました。
しかし元リングスの長井との戦いで怪我をしてからは精彩が無く、天山との友情タッグを経て、現在のスキンヘッドで反則やり放題のクレイジー坊主に変身、ケイオス→鈴木軍と移って今に至ります。
その飯塚が来月21日についに引退するのだそう。
恵まれていたとは言えない飯塚のプロレス人生ですが、道半ばにして怪我などで止めていく人も少なくないですから、キチンと引退試合が行われるのは幸せな結末と言うべきか。
これはなんとか見届けたい!と思いましたが、チケットは軒並みソールドアウトのよう。
同じように感じるファンが多いのでしょう。
仕方無い…観戦は断念しました。
最後は正統派のスタイルを見せて欲しい!という声も多いようですが、プロ意識の高い飯塚ですから、最後までクレイジー坊主を貫くのか。
気になります。
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