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2019年01月10日00:47

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「カタストロフと美術の力展」

森美術館で開催中の「カタストロフと美術の力展」の会期は、1月20日まで。もうすぐ終わってしまうので、本当に、そろそろ、行かないと・・と思って、昨日、行って来た。
東日本大震災などのカタストロフ(大惨事)を、美術はどう描いたのか、また、復興のため、美術は、一体、何が出来るのかという、実に明快なコンセプトの企画展で、トーマス・ヒルシュホーンによる、主に段ボールによって再現された、瓦礫となった巨大建物の導入部に始まり、Chim↑Pomによる、震災直後の福島第1原発付近で撮影された映像作品、災害の予兆と、そこからの復活を描いた、池田学の巨大細密画、そして、広い空間と、その中に漂う難破船の周囲を、参加者による言葉で埋めていく、オノ・ヨーコによる参加型のインスタレーションまで、内外40組のアーティストの作品を、森美術館の巨大な空間に配置した、とにもかくにも、大迫力の展覧会である。
結論的にいえば、美術の力は、間違いなく、カタストロフからの復興を担う原動力のひとつになっっているともいえるし、また、カタストロフの前には、美術の力など、所詮、無力だともいえる。もちろん、私も主催者同様、前者であると、そう信じたい。
同時開催の「MAM(森美術館)コレクション008」は、会田誠とChim↑Pomによる、共にカラスをテーマにした、大屏風と映像作品。こちらも、必見である。
1月20日に同展が終了したあと、2月9日からは「つないでみる」をテーマにした「六本木クロッシング2019展」、そして、6月15日からは塩田千春の大規模個展と、とても魅力的な展覧会が、森美術館では続く。楽しみである。

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