デンマークの人気ミステリィ作家、ユッシ・エーズラ・オールスンの「特捜部Q」シリーズは、現在、7冊の邦訳(早川書房)があるが、その第1作「檻の中の女」、第2作「キジ殺し」、第3作「Pからのメッセージ」、第4作のカルテ番号64」が映画化され、いずれも、主に母国デンマークや欧州で、大ヒットしている。その内の1〜3作を、現在、キネカ大森で、3本立て1300円(シニアは1100円)で、公開中。昨日、頑張って観たが、そのディープな内容と、長時間の上映時間に、疲れ果て、文字通り、ヘロヘロになった。
迷宮入りになった事件を捜査する特捜部Qの主任で、正義感は人一倍強いが、暴走気味の一匹狼、カール・マークと、その助手となった沈着冷静で、イスラム教徒のアサドの異色コンビが、未解決事件に挑む。美人議員として評判の高いミレーデ・ルンゴーの、謎の失踪事件を追う「檻の中の女」、名門寄宿舎の周辺で多発するレイプや暴行、殺人事件の真相を暴く「キジ殺し」、流れ着いたボトルの中の手紙が、隠された少年少女の連続誘拐事件を存在をあきらかにする「Pからのメッセージ」と、いずれもスリリングながら、重いテーマの作品ばかり。出来れば、1作ずつ、観たかった。
最新作「カルテ番号64」は、来春、公開予定。シリーズ最大のヒット作・・という。楽しみだ。
それにつけても、毎回、心身共に傷つき、文字通り、ボロボロになるカール・マークが、何とも、痛ましい。
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