近年、人の容姿について触れるのはタブーという空気になってきました。
もちろん侮辱する言葉がいけないのは確かですが、なんだか褒める場合もあまり好ましくないよう?
「美人」とか「綺麗な」といった言葉もそれに含まれるという事でしょうか。
私などは「綺麗」は割と使うので、面食らう気もしなくはないのですが…
ある人を綺麗と言うという事は、そう言わない人に対して綺麗ではないと言うのと同じという理屈でしょうか?
この辺りはよく分かりません。
分かりませんが、そうした価値観が広く存在しているのも確かです。
男性から女性に対するだけでなく、「美男」「イケメン」など、女性から男性に対してでも、そうした価値観は別段珍しいものではありません。
まぁそんな話はともかく、「赤道小町」とか「赤坂小町」のように(古い)、「美女」の代名詞のように使われる「小町」とは、言わずと知れた平安の女流歌人小野小町に因みます。
小野小町は六歌仙の1人で歌はよく知られていますが、その生涯は不明な点が多く、秋田県湯沢市と言われる出身も定かという訳ではなく、亡くなった場所も諸説有るようです。
その諸説の一つが茨城県土浦市。
土浦市と言っても、今世紀になって土浦と合併した旧新治村域で、市街からはかなり外れています。
「小野」という地区に墓所が有り、近年整備されたと思われる「小町の館」という施設が出来ていました。
近くには、小町腰掛け石なるものも有るようです。
先日近くへ行った際、覗いてみると、ちょっとしたお祭りをやっておりました。
夏祭りお決まりの盆踊りなどではなく、露店が出たり催しが有ったりという、本当にちょっとしたお祭りでしたが…
竹灯籠…
しかし周囲が明る過ぎるので、ちょっと暗くしてみるとこんな感じ…
茜差す
麗人眠る
新治野
祭に思う
秋の訪れ
この日は自転車で、夕方から涼しくなってきたので、暗くなる前に駅へ向かいました。
その前に見上げてみると、建物(土産物店?)の上に月が出ていて、なかなか良い風情です。
さて
土浦好きの私ですから、小野小町没地は土浦であって欲しい気はしますが、出身は「あきたこまち」の名前のとおり、通説の秋田県湯沢市であって欲しいもの。
「秋田美人」という言葉も有りますし…
この言葉は、関ヶ原の戦後処理で、佐竹氏が常陸から出羽に移された際、領内の美人を皆連れてきたのがルーツだとも言われているそうです。
そうそう、小町の館付近から石岡市に抜ける朝日トンネルが有りますが、何年か前にTy-Rapのツーリングでこの辺りを走った事が有ります。
今回、あちらこちらで「小町の館」の案内看板を見掛けましたが、その際はそれらしき物は見なかったような…?
見るからに新しそうですし、その後に出来たのかな?
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