地元の公営火葬場はペットの火葬もしてくれるそうだが、
土日は休みなうえ、連れて行って順番待ちをしなくてはならない。
(予約申し込み不可)
身体の大きなぶるたをこの夏場に2日も家においておけない。
動物病院の先生が、少し遠いけど個人でやっているペット斎場を教えてくれた。
火葬してお骨あげだけ、もしてくれる。
電話して場所を聞き、教える人がちょっとアレでかなり迷いながら行った。
病院開設9周年(10年目に入った)のお祝花をくれた人がいて、
まだしおれていなかったのでいっしょに持っていった。
斎場はものすごいイナカの田んぼ道沿いにあった。
ご主人が手押し車にぶるたを乗せて、祭壇にきれいに寝かせて
持っていったお花を飾って、お線香をあげさせてくれた。
ぶるたは冷たく硬くなってしまってたけど、まるで眠っているようだった。
じっと見ていると、すうすうと寝息が聞こえて胸が動いているように見えた。
大型犬の火葬が先に入っていたので、ぶるたの火葬は翌日、
お骨のお迎えを1週間後に予約した。
帰り道、一度通った道なのに何度も迷い、
「ぶるたはわたくしたちを帰したくないのだね」と思った。
雨模様だったが、帰りの高速ですっと晴れて、大きな太い虹が見えた。
今ぶるたがあの虹に向かっているのだな、と思った。
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