mixiユーザー(id:39816565)

2018年03月16日07:26

125 view

スリー・ビルボード(Three Billboards Outside Ebbing, Missouri)

 

2017年・第74回ベネチア国際映画祭で脚本賞、同年のトロント国際映画祭でも最高賞にあたる観客賞を受賞するなど各国で高い評価を獲得し、第90回アカデミー賞では主演女優賞、助演男優賞の2部門を受賞したドラマ。米ミズーリ州の片田舎の町で、何者かに娘を殺された主婦のミルドレッドが、犯人を逮捕できない警察に業を煮やし、解決しない事件への抗議のために町はずれに巨大な3枚の広告看板を設置する。それを快く思わない警察や住民とミルドレッドの間には埋まらない溝が生まれ、いさかいが絶えなくなる。そして事態は思わぬ方向へと転がっていく。娘のために孤独に奮闘する母親ミルドレッドをフランシス・マクドーマンドが熱演し、自身2度目のアカデミー主演女優賞を受賞。警察署長役のウッディ・ハレルソンと差別主義者の警察官役のサム・ロックウェルがともにアカデミー助演男優賞候補となり、ロックウェルが受賞を果たした。監督は「セブン・サイコパス」「ヒットマンズ・レクイエム」のマーティン・マクドナー。(映画.comより)









 「都会まで見に出た」映画第二弾。これは話題になってたので心していたのですが、やはり満席でした。まぁ日曜日だったってこともあるのでしょうが。主演女優のフランシス・マクドーマンドがオスカーを獲りましたね!おめでとうございます。

映画、ちょっと複雑な感じでしたね。演技達者なフランシスが次々繰り出す下品な罵詈雑言。それに負けないくらいの人種差別主義者のサム・ロックウェル。ええかげんな感じに見えるウッディ・ハレルソン。そのウッディのワイフにアビー・コーニッシュ!依頼を受けてビルボードを立てる業者に「アンチヴァイラル」のケイレヴ・ランドリー・ジョーンズ!ケイレヴにはちょっとミステリアスで繊細なイメージを持っていたんですが、今回の彼は、いい奴でしたけど普通のおじさんでした(歳より上に見えた)。似ているなぁ、と思いながらも「まさか」と思うほどでした。

それにしても、異形な映画でしたね。まさに一筋縄ではいかない、とはこのこと。見応えのある映画でした。

フランシスは離婚し、娘・息子と暮らしています。よくある話ですが、年頃の娘と母親は諍いが絶えず、その日も車を貸してくれと言う娘に「ダメだ」と言い、売り言葉に買い言葉、娘はけんか腰のまま飛び出していきます。そしてその夜、レイプされた上、殺されてしまうのです。あれが最後の会話だったなんて、悔やんでも悔やみきれないフランシス。しかも7ヶ月経った今でも、犯人は一向に捕まらないじゃないですか!業を煮やした彼女は業者に頼み、メイン通りに真っ赤な抗議の看板を3つ立ててしまいます。何があってもくじけない(と書くときれいですが、実際の彼女はかなり強引で下品)フランシス・マクドーマンドとウディ演じる警察署長、アホすぎるサム・ロックウェルに街の人たち・フランシスの元夫も絡んで、予想を裏切る展開が次から次へと繰り広げられます。

すっきりとした終わり方ではありません。これでよかったのかどうか。正直、だから何が言いたかったのか。よくわからないところもあるんです。母の悲しみだって癒えません。霊能者が出てきて癒してくれるわけではないのです。娘は戻りませんし、取り残された息子も哀れです。でも、人生って、こうとしか生きようがないのかも。いろいろ考えさせられる映画でした。オススメ。

2 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年03月>
日 月 火 水 木 金 土
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

最近の日記

もっと見る