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2018年03月15日11:18

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「レザレクション」VOL.1雑感

生熊奈央さんから献本していただいたホラー・コミック「レザレクション」Vol.1(chaos machina、1850円+税)を読了。
同誌は、どういう方かは、不勉強にして、存じ上げないが、酒井康彰という人が主宰し、クラウドファンディングによって刊行資金を募り、昨年11月末に上梓された。すでに在庫がなく、アマゾン等では、その古書に、高額の売価がつけられている。知人の銅版画家で、漫画家の生熊さんも、同誌に作品を寄稿されているとのことで、彼女に無理をいって、送本していただいた。
私はホラー(小説、映画、コミックすべて)が大好きで、要は、期待するところが大きいだけに、その分、ついつい、どうしても、辛口批評になってしまうのだが、同誌を読んで、まず感じたのは、絵的にはともかく、ストーリィ的に、いかにも脇の甘い作品が、多かったこと。もちろん、ホラーの巨匠といわれる人の作品でも、結構、駄作・凡作は多いので、とにもかくにも、その第1歩を踏み出されたばかりの同誌に、あまり過度な期待を抱いてしまうことも、ないものねだりとも思うが、もう少し、ストーリィを練ればよいのに・・と感じる作品が多かったことも、また、事実。
生熊さんの作品「蛾獲首」は、彼女の紡ぎ出す世界観そのものが、不吉で、十分、完成形なので、それに、銅版画同様、その緻密な作画の魅力も加わって、誰にもまねの出来ない、生熊奈央ワールドとでもいうべき密室世界が、その8頁の中に凝縮されていて、素人受けするかどうかは別にして、私は好きです(笑)。
あと、面白いと感じたのは、稲垣みさおさんの「ハコ生活」、谷口世麿さんの「野良ゾンビのハナちゃん」、駕籠真太郎さんの「部屋」あたり。
とういことで、あれこれ書きましたが、次号に、大いに期待しております。なるべく、はやい刊行を・・。
1年に1号しか出ない、否、出せない雑誌の「リプレーザ」の編集長が、何をいっているんだとお思いの方も、さぞや、多いでしょうが・・(笑)。



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