先日出た勉強会で聞いた。
そのココロは?
正常細胞はいきなりがん細胞になるわけではない。
(HPV感染がまず必要だけどセックスもてばほぼ確実に感染するので感染済として)
正常細胞、異型細胞、上皮内がん、浸潤がんの順番で、
いわゆる「子宮がん」は「浸潤がん」です。
で、異型細胞にも軽度異型と高度異型があります。
通常は正常細胞から浸潤がんまで3年から5年。
つまり毎年子宮がん検診を受けていると、前の年正常で直後からがん化始まったとして、
翌年の子宮がん検診時には「異型上皮」で見つかるわけ。
これはがんではない、ほっとくと正常細胞に戻ることあり。
しばらく経過を見て正常に戻らない、もしくは軽度が高度に進行したら手術。
しかも子宮全摘出でなく子宮膣部(出入口)の部分切除でじゅうぶん。
だから、毎年子宮がん検診を受けていれば「子宮がん」にはならないんです。
注意しなくてはならないのは感染しているHPVが16型とか18型の場合。
HPVは百種類以上の種類があるけど子宮がんの原因になるものは現在14種類認められていて、
その中でも番号で16か18がついているものはがん化の速度が速い。
最速で1年半から2年で浸潤がんに進行したという報告あり。
だから「ふつう3年から5年かかるんだから1年おきがん検診でいいじゃん」とか言っていると、
実はHPV16に感染してて2年後には転移もある浸潤がん、の可能性があるってことです。
ちなみに今使用できるHPVワクチン、いわゆる子宮頸がんワクチンは
このHPV16、18型の予防ワクチンです。
このワクチンの接種率が上がると、子宮がん検診は1年おきでいい、って言えるんだけどね。
ついうっかり子宮がん検診を受けないでしまうことなんか、誰にでもある。
で翌年、今年はしっかり受けよ!と思ったらいきなり子宮がん宣告…って
かなりきつくないですか?
上皮内がんならまだ部分切除でいいけど、浸潤がんなら子宮をとらないと再発の危険が大きい。
こどものない人ならものすごく気の毒なことになる。
子宮なくても日常生活には支障ないけど、セックスもできるけど、
こどもは生めない。
だからワクチン打った上で子宮がん検診2年に1回、っていうのが
今現在では一番子宮の健康を守るのにいい方法だと思う。
そう思っているのは自分だけじゃない。
世界中の産婦人科医がそう思っている。
■毎年、「健康診断」を受けていますか?
(TOKYO FM + - 03月06日 12:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=257&from=diary&id=5014816
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