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2018年01月12日11:23

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「マイク・ケリー展 自由のための見世物小屋」

マイク・ケリーは、私より3歳若いが、2012年に、57歳ですでに死亡している。そのいわば回顧展が、今後、数回にわけて、外苑前のワタリウム美術館で開催される。現在開催中の「マイク・ケリー展 自由のための見世物小屋」は、その第1弾。会期は3月31日まで。
同展のメインは、「Day is Done」という、高校時代の課外活動の模様を写した写真を再現した写真と、それを基にした映像作品32本。デビルにバンパイア、グール、ウィッチ、聖母マリア、カトリック・ガール、田舎風の女性、Kissのファン、少年等々に扮した登場人物がくり広げる、戯画的なショート・ストーリィは、正直なところ、意味不明だし、少なくとも私には、さほど、面白くもない。こうした作品への評価の分かれ目は、そこに郷愁を感じられるかどうかだと思うが、私は、生憎、アメリカの大衆文化とは無縁で、つまり、感情移入しにくく、残念。
その他の展示作品を含めて、マイク・ケリーが、主に、そのテーマにしているのは、マイノリティに対する差別や暴力等への社会批判だと思うが、それをいかにも、これぞアメリカという、ポップ・アート風な作風にくるんで、仕上げてみせたというところであろうか。何でもアンディ・ウォーホルに匹敵する巨匠らしいが、私が彼の作品を観たのは、これが初めて。
まぁ、正直、私はアメリカの現代アートに関しては、ほぼ何も知らないし、実をいうと、あまり興味もない。アートは言葉や国境、文化を超えるというが、なかなか、超えられないものも、そこにはあると思う。
帰りに、地下のミュージアム・ショップに寄って、小沢剛が十数年も前に、川崎市岡本太郎美術館で開催した、中山ダイスケとの2人展の文庫版図録と、安藤裕美さんの手作りマンガ「パープルームのまんが」1〜4を購入。近くのナチュラル・ローソンで、1杯100円のコーヒーを買って、イートイン・コーナーで、それを読む。後者は、パープルーム予備校の日々をつづったマンガで、それなりに興味深く読んだが、やや、内輪向けの内容。

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