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2017年10月31日07:33

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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(War for the Planet of the Apes)

 

名作SF映画「猿の惑星」をリブートした「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」「猿の惑星:新世紀(ライジング)」に続くシリーズ第3弾。高度な知能を得た猿と人類が全面戦争に突入してから2年。猿たちを率いるシーザーは森の奥深くの砦に身を潜めていたが、ある晩、人間たちの奇襲を受けて妻と長男の命を奪われてしまう。敵の冷酷非道なリーダー、大佐への復讐を誓ったシーザーは仲間たちを新しい隠れ場所へ向かわせ、自らは3匹の仲間を連れて大佐を倒す旅に出る。道中で出会った口のきけない人間の少女ノバや動物園出身のチンパンジー、バッド・エイプも加わり、一行はついに大佐のいる人間たちの基地にたどり着くが……。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのゴラム役で知られるアンディー・サーキスが前2作に続いて猿のシーザー役をパフォーマンスキャプチャーで演じる。大佐役は「ハンガー・ゲーム」シリーズのウッディ・ハレルソン。第2作に続き「クローバーフィールド HAKAISHA」のマット・リーブスが監督を務める。(映画.comより)







 見事です。この映画を見終わると、きちっと過去の「猿の惑星」につながるようになってます。素晴らしい!よく仕上げましたね〜。ただ、ちょっと長い。監督の意気込みはわかるのですが、中だるみしてます。見ている方も疲れるし、もう少しシャープにするべきでしたね。

しかしながら、主人公シーザーの渋さ・賢さも増し、彼らもその選択しかなかった様が描かれます。また、予告ではちょっと悪役に見えたウディ・ハレルソンも、予想に反して、賢明な人物として描かれてました。何もかもわかっていたのです、彼も。じゃ、なんでこういうことになったのか。難しいですね。ヒトの歴史は争いの歴史。ヒトは「自分たちよりも優れたものを恐れる」という、「X-men」にも通じるお話だと思いました。

前作で全面戦争に突入してしまったヒトと猿。それでも猿たちは森の奥深くに住み、人間との諍いはなるべく避けるつもりでいたのですが、人間たちは諦めません。カリスマな大佐(ウディ・ハレルソン)の指揮の下、奇襲によりシーザーの家族を殺してしまいます。リーダーとしてのあるべき姿と、個人的な復讐の狭間で葛藤しつつも、大佐の元へと復讐の旅へ出てしまうシーザー(他の猿たちは新天地へ向かわせた)。一方、ヒトの間でも、今まで見なかったような新種の病が静かに進行しているのでした。

私たちは、結論を知っています。オリジナルの「猿の惑星」は歴史に残る名作ですし、この新シリーズを見ようか、という人たちの中で、旧作を知らない人は少ないでしょう。それでも、この展開には唸ります。と同時に、争わずにはいられない人間のサガにも幻滅するのです。悲しいですね。

少し長いですが、おすすめな作品です。是非。

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