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2017年07月23日19:36

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やっぱり、「白鵬による、白鵬のための」60回目の名古屋場所だった。

白鵬39度目V!通算勝利1位に花 御嶽海が殊勲賞
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=4682138
大相撲七月場所千秋楽、横綱白鵬が日馬富士との横綱同士の結びの一番を寄り倒しで制して14勝1敗とし、通算白星を1,050に伸ばし、2場所連続通算39回目の優勝を決めました。この一番、白鵬が先に上手を取り、四つに組み合い胸が合って白鵬が前に出て、寄り倒し。優勝インタビューでは冒頭「名古屋の皆さん、サン、キュ!」と、39回目の賜杯にかけて一言。「一敗してから気楽に土俵に上がれた」「魁皇関の1,047勝、千代の富士関の1,045勝を名古屋の皆さんに見せることができて幸せ」、また、60回を迎えた名古屋場所と言うことで、初の優勝力士となった第45代横綱(初代)若乃花について「私と縁がある。26年前に若乃花関がモンゴルに相撲のルーツを訪ねる企画で来て、父と対談して、6歳だった私にお菓子をくれたんです。うまい棒」と語っていましたね。で、「今頭にあるのは幕内1,000勝」と語って締めました。
それにしても、場所前の注目が新大関の高安やその兄弟子である横綱稀勢の里に集中する中、先場所に全勝優勝で復活を遂げた白鵬の、場所からの勢いとともに通算白星新記録への挑戦と言う大きな目標に向かっていたその集中力と気迫が、他の力士を凌駕していたこの七月場所だったと思いますね。御嶽海に敗れた一敗があり、動く立ち合いが目立つ15日間だったとは言え、「白鵬による、白鵬のための名古屋場所」と言って良いのではと思います。白鵬の今場所について、元小結の舞の海は「余裕が無くなっている」とコメントしていた一方、体力の衰えへの懸念の指摘に対して昨日のテレビ解説の伊勢ヶ濱親方(第63代横綱旭富士)はそれを否定、むしろより充実していると評していましたが、先場所の復活全勝優勝で新たにパワーをリセットし、それが今場所の大記録の更新につながったのではと感じました。
星一つの差で白鵬を追っていた前頭八枚目の碧山は小結嘉風を右かち上げから叩き込みに退け13番、結びを待ちましたが、白鵬が勝って決定戦とならず。新入幕以来と言う敢闘賞を獲得しました。
その他。豪栄道と高安の大関同士の一番は、高安が叩き込みに退け9番に乗せ、7勝7敗で臨んだ豪栄道は負け越し、休場の照ノ富士とともに来場所は角番に。制しては御嶽海が前頭六枚目の阿武咲を押し出しで制して殊勲賞に花を添える9番に。大関挑戦の足掛かりの場所とされた玉鷲は、前頭五枚目の栃煌山の押し出しに屈して負け越し。栃煌山は12勝3敗。
決定戦となった各段の優勝ですが、十両は本割で3敗だった朝乃山を制して、朝乃山、豊山との巴戦を制した東八枚目の大奄美(11勝4敗)で優勝、序二段は元前頭四枚目の舛乃山を下した東十枚目・宮城野部屋の炎鵬(7勝0敗)にそれぞれ決定。三賞は、殊勲賞に御嶽海、敢闘賞に碧山、さらに碧山は「優勝」を条件に殊勲賞、他に阿武咲、北勝富士が敢闘賞、嘉風が技能賞を「今日勝つこと」を条件に選ばれていましたが、碧山は優勝ならず、他の三人は揃って敗れて獲得となりませんでした。先場所同様、テレビ正面解説の第52代横綱北の富士は「厳しいな」と評していましたが、御嶽海に加え、阿武咲や北勝富士などの若手の台頭があっての今場所であり、その活躍が二横綱一大関途中休場の場所を彩った15日間だったと思います。
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