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2017年06月15日15:37

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20センチュリー・ウーマン(20th Century Women)


 

 「人生はビギナーズ」で自身のゲイの父親をモデルに描いたマイク・ミルズ監督が、今度は母親をテーマに描いた物語。1979年のサンタバーバラを舞台に、15歳の少年ジェイミーとシングルマザーのドロシア、そして彼らを取り巻く人々の特別な夏を描いた。思春期の息子ジェイミーの教育に悩むシングルマザーのドロシアは、ルームシェアで暮らす写真家アビーと、近所に暮らすジェイミーの幼なじみのジュリーに、ジェイミーを助けてやってほしいと頼む。母ドロシアに扮した主演アネット・ベニングは、ゴールデングローブ賞の主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)にノミネート。ジュリーを「マレフィセント」のエル・ファニング、アビーを「フランシス・ハ」のグレタ・ガーウィグが演じた。(映画.comより)







次に見たかった「マンチェスター・バイ・ザ・シー」とうまくつながるから、という理由で鑑賞した本作。しかし、アネット・ベニングやエル・ファニング、ビリー・クラダップなどが出ていることもあり、「見応え有るかも」と思って行きました。

結論から言うと、15歳の少年の視点(監督の体験談らしい)から描かれる、ちょっと特殊だったかもしれない自分の環境(母親と母を取り巻く女性たちとの関係)を描いたもので、女の私にはちょっと共感しづらい内容でした。ああいうむずかしい年齢の男の子って、独特の感性があるのじゃないのかな。昨今のハリウッド大作も見ているからか、淡々とした作りの映画は、少し長くも感じられました。しかし、男性はおおむね高評価のようです。アメリカとの文化の差もあるかな、とも思います。

アネット・ベニングは、15歳の息子を育てるシングルマザー。難しい年頃になってきた息子を扱いきれずに悩み、彼女の家に下宿している一風変わったカメラマンの女性(グレタ・ガーウィグ)や、性に奔放な息子の幼なじみ(エル・ファニング)に「息子の相談相手になって」もらえるよう、頼みます。母としては、自分よりも少しでも年の近い女性たちに関わってもらったほうが息子もやりやすい、とか考えたのでしょうね。でも、息子にしてみれば余計なお世話です。女親には見えないかもしれないけれど、子供って放って置いても自分で少しづつ成長しているんだと思うんですけどね(ってそういう自分も母親だけど)。

まぁそうこう言いながらも、積極的に関わってくれる若い女性たちに悪い気はしないわけで。息子は、それこそ、母親とだけなら絶対経験しなかっただろうことをいろいろ経験してゆくことになります。

グレタは子宮の病気があるかも、って心配を抱えています。エルは、「セックスをすれば友人関係は終わり」とか言って、よく息子のベッドに潜り込んでくるくせに、毎夜何もなく添い寝するだけになっています。ある時それを知ったグレタが「セックスさせない女と一緒に寝ちゃダメ」と諭します。ある夜は、母に反発して友人とLAまで車飛ばしてロックコンサートを見に行き、ある時はエルと逃避行まがいのことをしてみたり。それこそ息子は「濃いひととき」を過ごしてゆきます。下宿人には味のあるおじさん、ビリー・クダラップもいたりします。何でも屋をやるみたいです。車を直したりね。

ともかく、雑多なことが次々起きます。一般的な解釈によると、息子はひと夏で濃く成長し、大人になってゆくのだそうです。また、アネット・ベニングは女優として最高の演技をしているのだそうです。

しかし、私個人的にはあんまり理解できなかったし、アネットも「バグジーで初めて見たときは、”こんなきれいな女優さん、今までどこにいたんだろう”と思うくらい綺麗だったのを覚えているけど、しかし老けたなぁ。役作りかもしれんけど」と正直思いました。ビリー・クラダップもなかなかにハンサムな俳優だったのに、おじさんになって!自分も同じだけ歳を重ねてきたことを改めて思い知らされ、なんだか複雑な心境です。彼らのように素晴らしいキャリアでも積んでれば、歳を重ねることも肯定的にとれたのかもしれませんが、私、なんにもしてないしなぁ・・・なんて、考えてしまった次第です。

でも、評判はいいようです。機会があれば、どうぞ。

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